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映画館「アップリンク吉祥寺」、館内イメージ公開 回廊型空間、虹色のシートも

12月にオープン予定の通称「アップリンク吉祥寺」イメージパース

12月にオープン予定の通称「アップリンク吉祥寺」イメージパース

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 12月に吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)地下2階にオープン予定の映画館「アップリンク吉祥寺パルコ」の館内イメージが公開された。パルコと共同で劇場を運営するアップリンク(渋谷区)が、コンセプト動画などと共に発表した。合わせてクラウドファンディングも開始し、資金を募っている。

クラウドファンディングでは、アーティスト・根本敬さんの一点もの手書き「誕生」マグカップを提供するコースも

 1フロアに整備する5つのスクリーンは、それぞれ29席、52席、58席、63席、98席。社長の浅井隆さんは「各スクリーンを別々のコンセプトでデザインするために、まず椅子を選んだ」と言い、「パリ郊外にある『キネット社』に足を運び、実際にさまざまな椅子の座り心地を確かめながら、色や形などオリジナルチェアを発注した」と話す。

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 スクリーン1はオレンジやブルー、黒の椅子をランダムに配置した「POP」、7列の座席を有するスクリーン2は、1列ごとにレインボーカラーをあしらい、壁紙は空をイメージした青にした。「スクリーンのイメージに合わせて、LGBT関連の映画を同シアターで上映するなど、いろいろなプランが実現できるのでは」と浅井さん。

 ほかに「RED」や「WOOD」「STRIPE」をテーマにしたシアターが登場する予定。設計は、以前同社が配給した建築家ガウディのドキュメンタリー作品の上映をきっかけに知り合ったという北嶋祥浩さんが担当する。

 「今回の映画館の一番大きな特徴は、回廊型になっていてフロアをぐるりと一周回れるところ。壁側一面にポスターを並べて貼ったり、映画や吉祥寺周辺で行われるイベントのチラシなども並べたりしてさまざまな情報を発信するなど、行くのが楽しくなるような映画館になれば」と浅井さん。

 映画館づくりを共に楽しみ、設備投資費にも協力してもらう目的で、クラウドファンディングサイト「PLAN GO」で、目標金額2,500万円を目指している。1年間の「アップリンク会員」が早割価格で得られるコースのほか、「ぬQ」による手拭いや、「小島こたお+友沢ミミヨ」が手掛けるトートバックなど、ゆかりのアーティスト5人が同館のために新たにデザインしたコラボグッズを提供するコース、同館ができるまでをリアルに体験できる短期集中ワークショップ受講コースなどを用意する。