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三鷹の「よもぎBOOKS」ではまのゆかさん絵本原画展 読み聞かせやワークショップも

はまのゆかさんの新作絵本「しゅうくんかぞくのしあわせレシピ つきみだんご」の表紙

はまのゆかさんの新作絵本「しゅうくんかぞくのしあわせレシピ つきみだんご」の表紙

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 三鷹の「よもぎBOOKS」(三鷹市下連雀4、TEL 050-6870-6057)で現在、絵本作家・はまのゆかさんの絵本原画展「しゅうくんかぞくのしあわせレシピ つきみだんご」が開催されている。

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 8月に刊行された同新刊(光村教育図書)は、月見をテーマに、主人公のしゅうくん、はるちゃんきょうだいが両親と一緒に月見団子を作る様子などを描く。はまのさんは1979(昭和54)年大阪府出身、現在は東京を拠点に活動する。これまで手掛けたオリジナル絵本に「ココアラ」(小学館)、「九九をとなえる王子さま」(あかね書房)、「いもほり」(ほるぷ出版)などがあるほか、「小学校の生活」(学研)や村上龍さんの「新13歳のハローワーク」(幻冬舎)などのイラストも手掛ける。

 今回の絵本を作ったきっかけについて、はまのさんは「同出版社の編集の方に『行事食』をテーマにした絵本の企画を提案、依頼いただいたのが始まり。その第1弾として月見団子の絵本を作ることになった。月見をテーマとした絵本だが、どちらかといえば団子寄りの絵本。気軽に作ってもらえるよう手に入りやすい材料で、簡単な手順になるよう心掛けた」と話す。

 「私も子どもも食べることと料理が大好きで、よく一緒にカップケーキやゼリー、残り物の食材でグラタンなど作る。絵本でも、そんな家族で料理をする楽しさ、料理をアレンジして想像する喜びを伝えられればと思った。今後はシリーズ化し、春・夏・冬の行事食も刊行できればと思っている」とも。

 同店で同書を購入した人には、はまのさんが手掛けた育児四コマ漫画をまとめた小冊子「三人家族」を数量限定で進呈する。店長の辰巳さんは「はまのさんがSNSで配信されている四コマ漫画の最初の8ストーリーをこの機会に特別にまとめた。ほのぼのとした家族が描かれた表紙も今回描き下ろしてくださったもの」と話す。

 9月24日11時からは、はまのさんによる絵本の読み聞かせを行うほか、14時から「つきみだんごを作ろう!」と題したワークショップも行う。「忙しくてなかなか月見団子を飾る機会も減ってきたかもしれないが、紙粘土で月見団子を作り、お皿をシールでデコレーションして自分だけの月見団子を楽しく作れたら。汚れてもいい服装で参加いただければ」と辰巳さん。共に参加は予約優先。

 営業時間は11時~17時(土曜・日曜・祝日は12時~18時)。24日まで(12日・16日・19日・22日・23日は休み)。ワークショップ参加料は500円。定員8人(対象は3歳くらいから、未就学児は保護者同伴)。

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