武蔵野商工会館(武蔵野市吉祥寺本町1)で本日、武蔵野市を代表する食品や雑貨などの品々を「お土産」として紹介するプロジェクト「第1回むさしのプレミアム」に認定された70点が発表された。同プロジェクトの主催は武蔵野市観光機構(TEL 0422-23-5900)。

「むさしのプレミアム」発表会に並んだ認定品と認定証

　同プロジェクトは4月より募集を開始し、第一審査の書類選考、第二審査の市民による一般投票を経て、最終審査を通過した「選りすぐり」の食品19点・菓子37点・雑貨14点が認定された。

　「武蔵野市にはまだ代表的なお土産というものがあまりなく、このプロジェクトを機に武蔵野市内外の方々へ武蔵野市の『逸品』を発信し、足を運んでいただくことで地域の活性化につながれば」と理事長の稲垣さん。

　本日開催された発表会では、東急百貨店吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺本町2)の「井の頭の“井”」をモチーフにした「井の頭煎餅」、武蔵野台地産の小麦に武蔵野市で収穫した地粉を配合したコシのしっかりとしたご当地うどん「武蔵野地粉うどん」、武蔵野市のみで限定製造されている最高級のチョコレートとバターを使用したスイーツファクトリー (武蔵野市緑町1)の「ショコラティエ・リン ガトーショコラ極」、創業42年の中華店みんみん(武蔵野市吉祥寺本町1)の「生餃子・焼き餃子」、中央線やスワンボートなど吉祥寺ゆかりのモチーフがデザインされたスーベニア吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町4)の「吉祥寺Tシャツ」など、武蔵野の代表的なものから新しく発掘されたものまでさまざまな商品が並んだ。

　「3年後の井の頭恩賜公園の100周年や、6年後の東京オリンピックなど、『お土産』のニーズがどんどんと高まってゆく。武蔵野の“逸品”を知っていただくきっかけとなれば」とも。

　11月には全認定商品が一覧できる小冊子を発行予定。