吉祥寺で洋菓子店「レモンドロップ」などを展開する麦グループ(武蔵野市南町1)は4月22日、新業態の韓国焼肉店「ぶーちゃん」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-7313)を武蔵通り沿いにオープンした。
店舗面積は20坪、席数は36席。オレンジを基調とした店内に「ドラム缶仕様」の丸テーブルを9卓配置するなど、現地の「屋台風」焼肉店をイメージした空間になっている。
メーンメニューは肉と脂肪が3層になっている3枚豚肉「サムギョプサル」で、客席の石板の上でスタッフが焼いてサンチュやネギなどの野菜とともに提供する。石板は、「煙が上がらず匂いにまみれない」「表面の溝で肉の余計な脂分をカットできる」などの特徴があるという。同店の山崎昌巳店長は「1人前の180グラムを食べきるお客様も多い」と話す。そのほかのメニューは「3段豚バラ肉焼」(1人前950円、2人前~)、「トントロ3段豚バラ肉焼」(1人前1,200円、2人前~)で、おかず3種類のほかサンチュ、ネギ、にんにく、唐辛子が付く。
サイドメニューは、キムチ入りの炒飯(650円)やチヂミ、韓国風茶碗蒸し、チャンジャ、センマイ刺などを用意。ドリンク類は生ビール、チャミスル、マッコリ(500円~)などを提供する。平均客単価は3,000円。
山崎店長は「コリアンタウンが吉祥寺では見られない」ことから本場の韓国や日本各地にある韓国マーケットの様子をヒントに韓国屋台式の業態に着目、店舗開発を進めたという。同社は現在、ジャズライブハウス「SOMETIME」や和食レストラン「わらう月」など個性の違うコンセプトレストランの運営を得意としており、現在吉祥寺エリアでは計12店を展開している。
営業時間は18時~翌2時。