ハモニカ横丁の老舗ラーメン店、夜の居酒屋営業を開始

横丁の名物姉妹、飯田恭子さんと園江さん

横丁の名物姉妹、飯田恭子さんと園江さん

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 創業から50年以上経つハモニカ横丁の老舗ラーメン店「珍来亭」(吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3842)は5月より、夜の居酒屋営業を始めた。ハモニカ横丁で多く見られる昼夜の「二毛作」店へと業態を変換し、新スタイルに挑戦する。

 同店は、戦後新宿中村屋の角で屋台を引いていた先代の店主が昭和25年に創業。2代目を娘の泰子さん夫妻が受け継いだのち、昨年からは孫娘の恭子さん、園江さん姉妹が3代目となり暖簾(のれん)を守り続けている。昭和の風情が色濃い店のたたずまいと、鶏ガラを煮込んで丁寧に作ったラーメンの変わらない味にファンは多く、「親子4世代」で通う常連客も。

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 長女の恭子さんは幼少のころ、同店の2階で居住し、ハモニカ横丁で育った。母親が体調を崩したことから、会社勤めを辞めて家業を受け継ぐことを決心。次女の園江さんは父亡き後、母の泰子さんと共に店を盛り立てて15年。今では「マーケット全体を底上げするのもまた家業」と、横丁の若手店主らと「ワンコインバザール」や「ハーモニカ演奏会」などのイベントを企画運営するなど、姉妹で横丁の活性に携わっており、ハモニカ横丁の現況を「バブルの時期、周囲とは違いハモニカ横丁だけシャッター通りという状況もありましたが、今では地元からも全国からもお客様が足を運んでくださるようになっている」と姉妹は話す。

 新たに提供する「居酒屋」メニューは、「蒸し餃子」(5個400円)や「水菜&みょうが&メンマサラダ」(300円)、「中華風たきこみご飯」(400円)など手作りの日替わりおかず6品。ビール・焼酎などのアルコール類(各種500円)も提供する。姉妹は「お客様と語らいながら、新しい珍来スタイルを創っていけたら」と話す一方で、「昼の珍来亭の『暖簾』は守り続けていく」と意気込みを語っている。

 居酒屋営業は19時30分~22時30分。中華ラーメン店は11時30分~18時30分の営業となる。水曜定休(居酒屋は水曜・日曜定休)。

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