都内を中心に寿司店を展開する旭鮨総本店(世田谷区)は11月1日、エフエフ3階屋上庭園「吉祥空園sora」内に洋風ダイニング「garden cafe & dining BO-TAN」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-0690)をオープンした。
同店は、同ビルを管理する武蔵野市開発公社(武蔵野市吉祥寺本町1)から店舗開発を依頼され、同社が自社開発した新業態1号店。同社広報担当の赤池さんは「庭園内という立地や客層を踏まえ、ランチタイムは軽食を、ディナータイムはアルコール類を提供するカフェダイニングという業態を選択した」と話している。同社が手掛ける「旭鮨総本店 新百合ヶ丘本館」(川崎市)では「フレンチのシェフが常駐し、和洋折衷料理の提供を行っていたことから、洋食メーンの業態を選択することも可能だった」(赤池さん)という。店名は、寿司店の包装紙などでも使用している社花=牡丹が由来。
空間は、庭園に沿う形で横長に展開し、全席から庭園を眺められるよう、ガラス張りになっているのが特徴。店舗面積は60坪で、席数は64席。メーンダイニングはパーテーションで区切り、個室として使用することもできる。
主なメニューは、前菜・メーン料理・デザート・ドリンクがセットになった「パスタセット」(1,380円)や「シェフセット」(1,980円)などをランチメニューとして提供するほか、素材にこだわった「みつ豆」(500円)などの甘味類や、ドリンク・アルコール類、「まぐろロール」(840円)などの一品料理、宗谷岬から取り寄せた「宗谷黒牛」を使用したメニューなどを提供する。想定客単価は1,200円。
ターゲット層は40~60代の女性で、月商700万円を目指すという。営業時間は10時~22時。無休。