西友正面の「月窓寺(げっそうじ)」(武蔵野市吉祥寺本町1)で8月6日・7日、第29回「サンロード月窓寺門前市 納涼盆踊り大会」が開催される。
月窓寺の観音堂に安置されている「白衣観音坐像(ざぞう)」の開帳に合わせ門前で市を開く。同像は元禄(げんろく)年間に京都の大仏師によって作られ、光背・台座は江戸時代に作られたもの。武蔵野市の有形文化財に指定されている。
主催は吉祥寺サンロード商店街振興組合。昼間は地元のサークルや教室から、フラダンス、フラフープ、ダンスパフォーマンス、テコンドー演武などのアトラクションや子どもスイカ割り大会を特設スペースで行う。「地元の日本フープダンス協会会長の上田浩之さんを含む、メンバーによるデモンストレーションの後に行われるフラフープ体験は、楽しく体を動かすので大人も子どもも大変盛り上がる。7日には、海外でも高い評価を受けている初出演のサミー・ネビルさんによるマジックが披露されるので、期待してほしい」と、同組合の大畠事業部長。
商店街の店舗や同組合事業部、青年会による焼きそば、かき氷、ヨーヨー釣りや輪投げなどのゲームコーナーや、たこ焼き、ホットドッグ、綿菓子、韓国料理、ブラジル料理、ネパール料理といった国際色あふれる料理の屋台までが出店する。
「今年は震災の復興を願って、徹底した節電対策を行い、サンロード商店街から祈りと元気を届けたい。温かく、にぎやかな門前市に足を運んでほしい」と同組合の安藤理事長。
開催時間は11時~21時(盆踊り大会は18時~)。雨天決行、荒天中止。駐輪・駐車場なし。