アナログ店「吉祥寺バナナレコード」閉店へ-13年の営業にピリオド

ゆったりと広い「バナナレコード」の店内

ゆったりと広い「バナナレコード」の店内

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 コピス吉祥寺正面にある「バナナレコード吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-6868)が1月30日で営業を終了し、13年の歴史にピリオドを打つ。

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 CD、アナログレコードの中古販売店として、邦楽・洋楽の区別なくロック、ジャズからダンスミュージックまで、クラシック以外はオールジャンルで扱ってきた同店。店の半分ほどをアナログレコードが占めるほか、レコード針も扱うなどからアナログファンに親しまれてきた。

 坂田店長は吉祥寺店オープン3年目ごろからアルバイトとして働き始め、店長になって6年ほど。「何だか好きなようにさせてもらっていたので、いつから店長だったのかはっきりしなくて…」と笑う。「閉店は世の中の音楽離れというのもあるが、大型のチェーン店だと流れ作業のように品物が扱われる。でもこの店では愛情を持って大切にされてきたレコードを、ちゃんとお客さんから気持ちを託されて受け取っていた。そうした常連のお客さんには閉店が申し訳ない気持ちで一杯」と話す。

 同店では現在、「13年間ありがとうセール」を実施中。全品20%引きで販売する(今月28日からは30%引きに)。

 営業時間は11時~21時。

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