井の頭自然文化園（武蔵野市御殿山1、TEL 0422-46-1100）は1月2日・3日、「新春くるみくじ」を配布する。

　「新春くるみくじ」は、ニホンリスが食べたクルミの殻を使ったくじ。割ると中から、同園にいる動物の情報とくじが出てくる。今年は「ハクチョウの羽」「ヤマアラシのトゲ」「ヘビのぬけがら」など動物園ならではのグッズを景品に用意した。来年も同園の動物に縁のある景品が当たる。各日13時より先着100人に正門入口で配布する。

　ほかにも両日、「園長と動物がお出迎え」も予定。イヌ科の動物・フェネックのマサカズが、園長と正門入口で来園者を迎える。各日12時～12時30分。参加する動物は体調により変更あり。

　現在、同園では干支（えと）展クイズラリー「みみたんけん」も行われている。来年の干支、ウサギの特徴的な「耳」にちなんだクイズを開催。ウサギのほか、フェネックやカエルなど、耳に特徴のある動物を観察しながら園内を巡る。スタンプブック配布場所は、同園正門先と分園表門先。配布開始は9時30分から。1月10日まで。1月2日・3日に全8カ所を回った参加者には記念品を進呈。記念品配布は11時より。定員は各日先着200人。

　同園の教育普及係担当者は「井の頭自然文化園は毎週月曜日が休園日だが、1月3日は開園する。来年は動物たちと正月を過ごしてみては」と来園を呼びかける。

　開園時間は9時30分～17時（入園は16時まで）。月曜休園（祝日の場合は翌日）。入園料は、一般＝400円、中学生＝150円、65歳以上＝200円（小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料）。12月29日～1月1日は閉園。