吉祥寺で西洋からくり人形「オートマタ」展-飛び出すマトリョーシカも

オートマタ作家・原田和明さんの作品展

オートマタ作家・原田和明さんの作品展

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 吉祥寺のギャラリー&ショップ「poooL(プール)」(武蔵野市吉祥寺本町3、TEL 0422-20-5180)で3月24日より、オートマタ作家・原田和明さんの個展「動く静物」が開催される。

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 原田さんは世界的にも注目されているオートマタ作家。オートマタとは西洋からくり人形。2006年に渡英し、芸術系大学院に通いながら、オートマタ作家の第一人者であるマット・スミスさんの工房で腕を磨いた。現在は工房「二象舎」(山口県)を構え、妻のメグさんとともに創作活動を行っている。

 展示では、卵を産む鳥の置物や飛び出すマトリョーシカ、自分の頭を持ち上げるテディ・ベアなど約20点の作品が並ぶ。実際に作品に触れて楽しむこともでき、販売も行う。併せて、木製のネックレスや車をモチーフにした一筆せんなどのオリジナルグッズも販売。オートマタの価格は1万5,000円~15万円程度。

 「抑えきれない独自のユーモアセンスは、作品にも存分に移植されている。クルクルするたびにニヤニヤしてしまう。そんなユーモラスな作品たちが並ぶ」と同ギャラリーの松本さん。原田さんは「作品の背景にあるアイデアに共感してもらえたらうれしい」と話す。

 営業時間は13時~20時。火曜定休。今月24日・27日・28日は原田さんが在廊予定。4月5日まで。

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