吉祥寺にも白衣の貧乏大学院生-自著PRのため書店巡り

書店員自作のポップを発見し、感激する著者の黒岩さん

書店員自作のポップを発見し、感激する著者の黒岩さん

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 吉祥寺の書店「ブックス ルーエ」と「ブックファースト吉祥寺店」周辺に7月11日午前、白衣を着た黒岩将さんが登場し、自著「出稼げば大富豪-貧乏博士課程の目指せ!金持ち修業日記」(KKロングセラーズ)のゲリラキャンペーンを行った。

 黒岩さんは、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の博士課程に在籍する大学院生。2008年にITベンチャー企業「ホープフル・モンスター」(奈良県生駒市)を設立。年商29万円の社長。

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 同書は、黒岩さんがバリで出会った日本人の大富豪、通称「兄貴」に衝撃を受けたことがきっかけで出版に至った。「兄貴」から学んだ24の成功理論を、イラストとともに読みやすい日記形式にまとめた。全350ページで、価格は1,680円。

 本のターゲットは20代後半~40代男性だが、黒岩さんは「特に20代前半の人にこそ、この本を読んでもらいたい。なぜなら、自分が20代前半のときに、こうした考え方やチャンスを得たかったから」と過去を振り返る。

 黒岩さんは当日、博士課程の学生だとわかるようオリジナルの白衣を着用し、「ぼくは著者です」と書かれた黄色いボードを首から下げ、担当編集者と吉祥寺駅周辺を練り歩いた。

 吉祥寺は昔、少年ジャンプで連載されていた漫画「ろくでなしブルース」で知っていたという。「ヤンキーの人ばかりの怖い街だと思っていた。どこにも『短ラン』や『ドカン』の人がいなかったので安心した」と安堵していたが、ブックス ルーエ前でPRのため立っていると通行人のほとんどが黒岩さんを凝視。戸惑いながら、「見られる人の気持ちがよくわかった」とコメントし、勝手に「見る人の街」と命名した。

 ブックス ルーエでは、「今こそ、兄貴(実在)に学べ!!答えはそこ(バリ)にあった!!」と書かれた書店員の自作POPを発見し、担当者とともに感激する一幕も。

 今後は、奈良、博多天神、広島、金沢、長野などの書店を再訪するという。9月上旬には2作目の発売も予定する。