88歳で他界した彫刻家・墨絵画家「鈴木正治の世界展」-吉祥寺で

マルイ虹ミタ 水墨/「鈴木正治の世界展」

マルイ虹ミタ 水墨/「鈴木正治の世界展」

  • 0

  •  

 吉祥寺の「ギャラリー ・フェイス トゥ フェイス」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-70-0885)で現在、「マルイ虹ミタ『鈴木正治の世界展』」が開催されている。

[広告]

 同展では、墨絵を中心に石彫、木彫の作品約30点を展示。鈴木さんの作品と生き方を紹介したNHKの番組上映、雑誌記事、作品集の紹介も併せて公開する。

 鈴木さんは、昨年4月に88歳で他界した青森県出身の彫刻家・墨絵画家。イタリア、アメリカなどでの彫刻の招待制作、フランスでは個展も開いた。作品は地元青森県を中心に公共施設や公園、学校などに設置され親しまれている。

 同ギャラリーディレクターの山本さんは「展覧会タイトルの『マルイ虹ミタ』は、鈴木さんが彫刻制作でアメリカに招かれた時に機上で見た光景が元になっている。雲海に映る飛行機の影とそれを囲む丸い虹の美しさをスケッチブックに描き留めた鈴木さんは、そのイメージを現地で巨大な大理石に彫刻した。日々感動したものをすぐ描き、彫る。鈴木さんは呼吸をするように自然にものを作り続けた作家だった」と話す。

 「膨大な作品を残したが、地元青森をのぞけばその自由で大らかな作品世界は十分に知られているとは言えない。今回の企画展は鈴木作品に魅了され、自宅をギャラリーに改装して作品紹介をされている「東京・ギャラリーま」の的野さんの協力で実現した。同時期に2会場で鈴木作品に出会えるチャンスなので、ぜひ来場してほしい」とも。

 開廊時間は13時~19時。25日~27日=閉廊。今月30日まで。小金井の「東京・ギャラリーま」(TEL 042-381-2534)でも現在、「鈴木正治展-青森の仕事部屋からその二-『力強さとやさしさと』」が開催中。開廊時間は13時~19時。月曜~水曜定休。6月14日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース