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吉祥寺シアターで子ども向けアウトリーチ公演「いっぽうそのころ」

公演の様子

公演の様子

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 小学生向けのアウトリーチ公演「いっぽうそのころ」が3月31日、吉祥寺シアター(武蔵野市吉祥寺本町1)稽古場で開催される。主催は武蔵野文化生涯学習事業団。演出・振り付け・出演は「ひとごと。」の山下恵実さん。

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 「ひとごと。」は2018(平成30年)年に旗揚げされ、演出家の山下恵実さんと俳優の藤瀬のりこさんが舞台作品を制作・発表する団体。言葉と身体を用いて社会問題を淡々と照らしていく作風が特徴。2021年より、子どもが作った物語や絵から舞台作品を制作する「こどもとつくる舞台シリーズ」を発表。吉祥寺シアターで初めての開催となる。

 今回の募集テーマは「雨の日のまちの中から聞こえる音」。「ぴちょん ぴちょん」「カラカラカラ リリーン」「しょりしょり ずいーー」などの雨の日の街の中から聞こえる音を事前に募集し、その音を作品の中で入れ、作り上げる。

 同シアター担当の溝上愛梨さんは「目の前で起きるわくわくを、参加する子どもに体験してほしい」と話す。

 演出を手がける山下さんは「遠くで起きていることとどう向き合えるか、ということについてずっと考えている。今私たちが生活している場所から、隣の県や隣の国、もっと遠く離れた場所で起きていることを想像してみる…そんな作品を作っているので、ぜひ来場いただけたら」と呼びかける。

 開催時間は、11時~、14時~(各回同一内容)。定員は各回先着30人。料金は子ども・大人共500円。申し込みは武蔵野文化生涯学習事業団チケット窓口で受け付ける。
 そのほか、武蔵野プレイスなど市内6箇所で上演予定。詳しくは同シアターホームページで。

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