吉祥寺レンガ館モール（武蔵野市吉祥寺本町1）地下1階の江戸前ずし店「まぐろ人吉祥寺北店」が同じフロアで営業する回転ずし店「まぐろ人吉祥寺店」を合併し、すし酒場「吉祥寺まぐろ人Mogura（モグラ）」（TEL 0422-23-5739）としてにリニューアルオープンして、2月10日で3カ月がたった。

リニューアルでシンプルな造りになった「まぐろ人Mogura」の店内

　「神保町すしわさび」などの飲食業態を展開する「ティーケーエス」（新宿区）が経営する同店。店長の宮崎遥一朗さんは「店舗が入っている建物が老朽化したため合併を決めた」と話す。店名は、場所が地下にあることから付けた。

　店舗面積は56.2平方メートル。「シンプルな造りにして、席の間隔も広めにした」という店内には、L字カウンター9席、テープル2卓と椅子8脚を備える。

　「江戸時代から続くマグロ仲卸から仕入れる」という本マグロや、豊洲市場直送の鮮魚を使うすしのシャリは8グラムで提供する。「通常は15グラムだが、『つまみずし』として、お酒と共に食べられるようにしている」と宮崎さん。ランチタイムの握り（上＝1,300円、特上＝1,800円）や平日ランチ限定のマグロ、サーモン、アナゴ（以上、2貫300円）、イクラ（同600円）、ウニ（同800円）などでは通常の15グラムで提供する。

　お好み握りは80円から。大トロ、中トロ、赤身の「まぐろ人盛り」（900円）、吉祥寺限定5貫盛り（1,000円）、創作巻き、細巻き、海鮮ネタを日替わりでちらしにした「吉祥寺まぐろ人バラチラシ」（平日ランチ1,300円、ディナー1,500円）など。

　つまみはごま油と塩で食べる「まるでレバ刺し本マグロ」（800円）、ポルチーニ茸（たけ）のクリームソースにイクラを合わせた「ポルチーニ大根おでん」（680円）、ツブ貝ワサビとタコのアヒージョ（650円）、花がつおポテトフライ（480円）、煮ダコ（230円）などを用意する。

　日本酒は10種類を用意。オリジナルラベル「のもうじぇ」の特別純米生貯蔵酒「高清水」（300ミリリットル、750円）も提供する。ドリンクはラガー瓶ビール（600円）、ノンアルコールビール（小瓶400円）、焼酎（500円）、グラスワイン（600円）など。ソフトドリンクはジャスミン茶、コーラ（以上300円）など。

　「リニューアルして3カ月たったが、常連だけでなく、若年層や子ども連れのお客さまが徐々に増えている」と宮崎さん。「さまざまなシーンで利用でき、街や人に愛される場所にしていきたい。おひとりさまも歓迎するので、気軽に立ち寄ってほしい」と来店を呼びかける。

　営業時間は、11時30分～14時、17時～22時（土曜・日曜・祝日は11時30分～22時の通し営業）。