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吉祥寺ヨドバシ裏に「じいじとばあばのそば」 曜日限定・ランチのみ営業

吉祥寺ヨドバシ裏で木曜と金曜のランチのみ営業する「じいじとばあばのそば」の外観

吉祥寺ヨドバシ裏で木曜と金曜のランチのみ営業する「じいじとばあばのそば」の外観

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 手打ちそば店「じいじとばあばのそば」(武蔵野市吉祥寺本町1)が9月7日、オープンした。

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 そば打ちと調理を担当する北島民夫さんと、接客を担当する妻の節子さんが夫婦で切り盛りする。木曜と金曜の週2回、ランチ営業のみ行う。

 民夫さんがそば打ちを始めたのは20年ほど前、友人からの誘いで行ったそば打ち体験だった。その後、研究を重ね、ホームパーティーや地域イベント、高齢者施設などでそばを振る舞い腕を磨いた。節子さんは「主人には『自分が打ったそばを召し上がる方を目の前で見たい』という気持ちがあったものの、実際に店を開くことは考えていなかった」と話す。きっかけは昨年12月、吉祥寺で居酒屋を開いた次男だった。「そこでランチ営業だけでもやってみたら?」という次男から強い誘いを受け、出店を決めた。

 メニューは「ランチセット」(1,000円)のみ。盛りそば、炊き込みご飯、香の物と小鉢をセットにする。そば大盛(200円追加)、ご飯なし(200円引き)を選ぶこともできる。福島県会津地方原産のそば粉を使った二八そばを提供する。「そばの味を左右するのはそば粉。そのため、自分が実際に味わって選んだものを使う」と民夫さん。

 そばを提供する際に使う「そばざる」も民夫さん手作りのもの。全て民夫さんが一つずつ篠竹で編んだものだという。そばざるは店頭で販売も行う。価格は1,800円。

 店を間借りしていることと体力的な面を考え、週2日のランチのみという営業形態は今後も続ける。民夫さんは「時間をかけて丁寧に仕込んでいるので、ぜひ楽しく味わってほしい」と話す。

 営業は木曜・金曜の11時30分~13時30分(売り切れ次第終了)。

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