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吉祥寺に「半地下酒場きちりん」 昼はハンバーガーと喫茶メニューを提供

中道通りから路地を入った道沿いに立つマンションの階段を下りた場所で営業する「半地下酒場きちりん」の入り口

中道通りから路地を入った道沿いに立つマンションの階段を下りた場所で営業する「半地下酒場きちりん」の入り口

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 自家製レモネードサワーや生フルーツサワーなど提供する居酒屋「半地下酒場きちりん(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 050-3595-6585)が吉祥寺の中道通りから路地を入った道沿いに建つマンションの半地下にオープンして、8月14日で3カ月がたつ。

卯年の開店に合わせてウサギがレモンサワーに使うレモンを担ぐロゴマークが描かれた「半地下酒場きちりん」の看板

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 2020年6月、蔵前にオープンした「バーガー喫茶チルトコ」の2号店として、昨年5月にオープンした「バーガー喫茶ちるとこ」夜の部として、5月に営業を始めた同店。両店の店主を務める国分寺在住の青木健吾さんは、「街の名前が外出の目的地になる場所に店を持とうと探す中、昔から遊んでいた吉祥寺を選んで出店を決めた」と話す。

 「創意工夫して作る日本のハンバーガーを一つのジャンルとしてアメリカの人に食べてもらいたい」と、昼は外国人の食を意識して、酒ではなく、喫茶を組み合わせた。夜もハンバーガーの提供を考えたが、「夜は酒を出す店にしよう」と模索を重ね、別メニューでの展開にたどり着いたという。

 店名の「きちりん」は、店からのメッセージ「吉祥寺のあなたと私の秘密基地 今夜も一緒に はぶ あ ちりん ないと(Have a chillin night)」から、吉祥寺「き」と「chillin(ちりん)」を取って付けた。「あなたと私の秘密基地」の「基地」もかけたという。「『チル(chill)するトコろ』を意味する『チルトコ』同様、和洋の言葉を合わせて、外国人にも覚えやすく親しみやすいネーミングにした」とも。

 店舗面積は約20坪。テーブル6卓と椅子12脚、テーブル2卓とソファー4席、カウンター4席と奥にテーブル2卓と椅子6脚、テラス席を備える。「開店当初は物珍しいと来店するお客さまが多かったが、今はリピートするお客さまも増え、安定してきた」と青木さん。

 メニューは、アボカド塩昆布まみれ(450円)、アンチョビ味玉のポテサラ(550円)、ハムチーズカツ(650円)、トロトロ角煮(950円)、角煮を挟んで食べる中華パン(150円)、など。ご飯物は、きちりん炒飯(850円)、白米(300円)など。デザートは、懐かしプリン(450円)、普通のチョコアイス(350円)などを用意する。

 ドリンクは、生搾りレモンサワー(500円)、自家製レモネードサワー(550円)、ハイパーレモンサワー(650円)などのレモンサワー数種をそろえる。フルーツサワーは、白桃サワー、山盛りミックスベリーサワー(以上750円)、季節限定サワー(値段確認)など。他にビール(550円)、角ハイボール、芋焼酎、赤白グラスワイン(以上500円)など。カクテルは大人のクリームソーダ(緑・青・赤850円)など。ソフトドリンクは、お茶各種、コーラ、メロンソーダ(以上400円)などを用意する。

 「中道通りは遅い時間まで営業している店が少ないし、人通りも少ない。駅から少し離れているこの場所に、お客さまを引っ張ってきて、夜の中道通りを明るくしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は18時~22時。月曜定休。

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