イラストレーターのキン・シタオニさんによるトークライブ「むさしのさんぽライブ#5」が2月11日・12日、「吉祥寺シアター」(武蔵野市吉祥寺本町1)で開催される。
吉祥寺を拠点に活動するキン・シオタニさんが「街歩き」をテーマに行うイベント。2018年(平成30)年に行った1回目は「吉祥寺に吉祥寺という寺はなぜないのか?」と題し、吉祥寺の歴史をひもといたほか、かつて井の頭公園でポストカードを販売していた頃のエピソードなどを披露した。
2回目は吉祥寺駅を中心に東西南北エリアで、4日間かけて「吉祥寺」と名の付くマンションを調べ、「吉祥寺とはどこまでか?」について。3回目は自身も大きな影響を受けた作家、太宰治と武蔵野について、4回目は「武蔵野ってどこ?」をテーマに街の成り立ちなどを話した。
5回目となる今回は「武蔵野市の商店街」をテーマに掲げる。同シアターの石川佳音さんは「実際に武蔵野市内にある全ての商店街を歩いて見つけたもの、ことを基に、あらゆる視点から街を読み解き、イラストや写真を交えて語り尽くしてくれる」と話す。市内に商店街はいくつあるのか、土地の歴史や商店街の名前の由来などにも触れる。
石川さんは「これまで4回ともそれぞれ異なるテーマを設けて話してきたが、回ごとにトークの枝葉の広がり方が違う。今回は今まで以上に1回では語り尽くせないほどたくさんの商店街を取り上げるので、2日続けての来場も勧めたい。明日誰かにちょっと話したくなるような発見、くすっと笑える瞬間が満載のトークライブを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は14時~。入場料は、一般=2,500円、高校生以下=1,000円、武蔵野市民・アルテ友の会会員=2,000円。定員は各回189人。申し込みは電話(0422-54-2011、9時~20時まで)とインターネットで受け付ける。