「吉祥寺かるた大会2023 in coppice(イン コピス)」が1月3日、コピス吉祥寺(武蔵野市吉祥寺本町1)A館2階吹き抜け周辺で3年ぶりに開催される。
2019年に地元のデザイン会社「クラウドボックス」が、吉祥寺でよく知られているスポットや物など街の魅力、「あるあるネタ」をテーマに制作した「吉祥寺かるた」を使って、2020年に初めて新春イベントとして開いた。
社長の徳永健さんは「まだ発売したばかりで広く知られていなかったが、子どもたちもたくさん参加し盛り上がった。読み札を覚えてくれて、帰り道に駅前などで絵札に登場するスポットを見つけたという声ももらった」と話す。
その年の春から隔月でかるた大会を開き、2021年の正月に「グランドチャンピン大会」をするなど通年での企画を進めていたところコロナ禍となり、一昨年はオンラインでかるた大会を行った。徳永さんは「地元の書店で展示をしたり、絵札をあしらったTシャツをネット上で販売したり、吉祥寺の名所名店をモチーフにしたシールを作るなど、リアルなかるた大会ができない間も吉祥寺や『吉祥寺かるた』を好きなファンの皆さんとつながり続けられるよう考えてきた。ようやくリアルでできるのはうれしい」と話す。
読み手として芸人のおかゆ太郎さん、ハッピーマックスみしまさん、たかだとまとさんが出演する。景品も用意する。
「大人だけの対戦も考えている。お正月らしい明るいイベントで少しでも街が元気に、子どもたちが笑顔になってくれたら」と意気込む。
開催時間は12時、14時、16時からの全3回。定員は各回16人。参加無料。