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武蔵野市3地区の個性を生かした「武蔵野BEER PAC」 市内で収穫したホップ使う

市内で収穫したホップから作ったクラフトビール

市内で収穫したホップから作ったクラフトビール

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 今年収穫した武蔵野市産のホップを使った限定クラフトビール「武蔵野BEER PAC(ビールパック)が完成し、11月5日に販売が始まった。

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 地域連携を目指した地産品開発「むさしのでホップを育てよう!プロジェクト」として2020年に始まった取り組みの一環で、クラフトビール工房「26K(ニーロクケー)ブルワリー」(境南町3)を手がけるスイベルアンドノット(境南町2)が醸造を担当する。武蔵野市を吉祥寺、中央、境の3地区に大きく分け、各エリアでホップを育てるとともに、地域の観光機構、市民、行政、農家、大学、飲食店、醸造所が互いにつながり、交流することで地域活性化、魅力向上に注力してきた。

 昨年8月には同ブルワリーでビールの仕込み体験などを行ったほか、今年7月には初めて一般参加者を迎えホップを収穫した。今回、清水農園(吉祥寺東町)、大坂農園(関前)、亜細亜大学(境)キャンパス内というホップの育成場所に合わせ、それぞれ異なるホップの個性を生かした3種類のビールを限定数製造する。「吉祥寺エール」は生ホップの爽やかな香りが特徴。「関前セッションIPA」は軽やかなボディーにしっかりとした苦みを持たせたビール。「武蔵境ペールエール」は麦のうまみとホップの爽やかさが楽しめるという。

 瓶入りで、各330ミリリットル。価格は1本=820円、3本セット=2,250円(以上税別)。大阪屋酒店、OND武蔵境、JA東京むさし武蔵野新鮮館で販売する(売り切れ次第終了)。

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