「空港」をイメージした店内でアジアコスメを専門に販売する「LAOX BEAUTY AIRPORT(ラオックス ビューティー エアポート)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-5850)が吉祥寺の中道通りにオープンして1カ月が過ぎた。
経営は全国で総合免税店を展開する「ラオックス」(千代田区)。同社の新業態で、2021年12月、自由が丘にオープンした店に続く日本2号店となる。吉祥寺では家電量販店「ラオックス」を2008(平成20)年12月31日まで運営していた同社。2021年11月、系列のアジア食品専門店「亜州太陽市場(あしゅうたいよういちば)」(吉祥寺本町2)がオープンし、吉祥寺への出店は13年ぶり。コミュニケーション室の呉楠さんは、「吉祥寺は多方面からのアクセスが良く、利便性が高い立地。近隣には大学、専門学校などの教育機関もあり、幅広いお客さまに来店いただける」と再進出に期待を込める。
「中道通りは昔ながらの商店街の雰囲気や温かみを残しつつも、カフェや雑貨屋さん、美容院などが入り混じったショッピングストリート。左右に入る小道にもこだわりの店が並んでいて、何度来ても新しい発見がある。店は駅から近く、視認性が高い物件」だったことから出店を決めたという。
売り場面積は98平方メートル。空港をイメージした店内には、商品名と陳列棚番号を記入した搭乗案内版や商品ディスプレー用に飛行機の窓を用意。陳列棚には「Gate」と数字を描き、レジカウンターはチェックインカウンターを模した造りで、トランクを積み上げたワゴンなどを配した。「都心にいながら、海外旅行気分を楽しめる」と呉さん。鏡を備えたメークコーナーでは色などを試すこともできる。
「アジアコスメは10代後半から20代が使うメージがあるが、現地では幅広い世代が使っている。店には万人に対応できるラインアップをそろえる」と、120ブランド、1300アイテムを扱う。オフライン店舗では日本初上陸となる韓国の「MIGUHARA (ミグハラ))ウルトラホワイトニングパーフェクトアンプル35ミリリットル(2,750円)、中国の「CATKIN(キャットキン)」山海魂シリーズ小銀鏡マルチパレットC01汨水(2,904円)、タイの4U2(フォーユーツー)ESTハーダーリキッドリップ(968円)をそろえる。他に「韓国で客室乗務員が愛用する」という「CAミスト」と呼ばれる「d'Alba(ダルバ)」ホワイトトラプルファーストスプレーセラム(2,640円)や保湿用マスク180種類、ジェンダーレスコスメなども用意する。
「アジアコスメの情報発信地として、想像以上の出合いがある店を目指していく」と呉さん。吉祥寺は新しいカルチャーに高い関心を持つお客さまが多い。アジアコスメを使ったことがない方にも楽しんでいただけたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~19時30分。