多摩川周辺のクラフトビールブルワリーを盛り上げる新プロジェクト「TABA(タバ)」のポップアップストアが12月2日、丸井吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺南町1)1階イベントスペースにオープンする。
音楽やアートを中心としたプロジェクト開発や企画、制作のほか、企業や自治体のブランディング、プロモーションを行う「epigram(エピグラム)」(目黒区)がプロデュースする「TAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE」(通称タバ)。多摩川流域に点在するクラフトビールブルワリーの新たな販路開拓、営業強化の支援を目的に、日本記念日協会が「立ち飲みの日」に認定する11月11日に活動を開始した。川崎市経済労働局産業振興課、観光プロモーション推進課、まちづくり局が後援する。
担当する鈴木水葉さんは「近年、多摩川流域でクラフトビールを造るブルワリーが続々と誕生している。盛り上がりつつある同エリアのブルワリーが集結し、出張販売やポップアップストア、オンライン販売、ブルワリーの個性が分かる読み物、ブルワリーの紹介が聞けるオーディオガイドなど、さまざまなクラフトビールの楽しみ方を提案していきたい」と話す。
当プロジェクトには「ふたこビール醸造所」(世田谷区)、「籠屋ブルワリー」(狛江市)など都内(多摩川流域)の9ブルワリーと、「東街道BEER川崎宿工場」「T.T BREWERY」など川崎市内6ブルワリー、合わせて15ブルワリーが参加する。
鈴木さんは「多摩川の土地にしかない歴史や文化の上で、常に新しいアイデアでビールを造り出すブルワリーの個性を当プロジェクトの活動を通じて発信していけたら。ポップアップ販売を通して、感度の高い吉祥寺の皆さまに多摩川のクラフトビールの魅力と味を広く知ってもらいたい」と意気込む。
開催時間は10時30分~20時。12月15日まで。