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吉祥寺にクラフトビール専門のボトルショップ 生ビールの量り売りも

クラフトビールボトルショップ「Ben’s Slop Shop」の看板と入り口

クラフトビールボトルショップ「Ben’s Slop Shop」の看板と入り口

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 吉祥寺の中道通りに、クラフトビールを量り売りするほか缶・瓶で販売するボトルショップ「Ben’s Slop Shop(ベンズスロップショップ)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 042-290-1502)がープンして約1カ月たった。都立大学駅で営業する「The Slop Shop」(目黒区)の2号店となる。

個性的なクラフトビルが並ぶショーケースと量り売りのカウンター

 海外クラフトビールの輸入卸など手掛けるハリーメイ(横浜市中区)が経営する同店。同社は責任者の大曽根智之さんが酒類輸入業者に2年半勤務した後、「自由度が高く、独創性を持って発展するクラフトビールの文化を広めたい」と2018(平成30)年に仲間4人と設立。2019(平成30)年に「ビアバーではなくて、ボトルショップ」を作り、海外で最先端を行くクラフトビールの紹介を始めた。2号店に吉祥寺を選んだのは、「クラフトビールを専門として扱う持ち帰りメインの店が無かったから」。

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 店舗面積は40平方メートル。約12人座れるベンチ席を用意するが、緊急事態宣言中の飲酒は休止。外観や内装は「クラフトビールが持つ薄茶色のイメージを変えたかった」と南の島にある白と鮮やかなブルーの色にこだわった。イメージはモロッコなど北アフリカで、同社・村越剛人社長の縁で「某暗黒街で人知れず創作研究活動する芸術家」という設定の人物がイスラム建築を模して仕上げたという。

 店名の「Slop」はオーストラリアのスラングでビールのこと。アメリカでは古着を売る店を指す。「2つの意味を掛けてしゃれで名付けた。ビールは高品質のものを提供している」と大曽根さん。高価なクラフトビールを「液体の宝石(Liquid Gems)に見立て、それを扱う架空の液体宝石商「L'OncleBen(ルオンクルベン)」が店を営んでいるという設定のため、「ベン」の名を冠した。

 ショーケースにはホップ、酵母、麦のどれかに重きを置いた醸造スタイル別に瓶と缶を常時100種類以上用意。「最先端のクラフトビールと新しいクラフトビールを作る際に『元ネタ』となるようなクラシックなものを集めている」という。Bayern Meister(静岡県富士宮市)のアルコール5.5%ピルスナー(瓶330ミリリットル750円)、Collective Arts Brewing(カナダ)の塩気と酸味とグァバを使ったゴーザスタイル「Guava Gose」(缶355ミリリットル870円)など。「角打ち」として利用するときの抜栓料は、500ミリリットル未満=(200円)、以上=(400円)。

 タップから量り売りの生ビールは国内産を中心に、TDM18748BREWERY(神奈川県横浜市)のアルコール8%でダブルIPA 「STAR DUST」(16オンス1,300円)、Kakegawa Farm Brewing(静岡県掛川市)のアルコール6%4種類のスパイスとブルーベリを入れて作った「LETTER BEER」(16オンス1,500円)など。なくなり次第入れ替えて、常時6種類を提供する。サイズは24、32、64オンス。その他にも対応する。持ち帰り用の水筒「グラウラー」は、709ミリリットル入り(5,280円)で販売。16オンス(100円)、24オンスまで(200円)、32オンスまで(300円)でレンタルも用意する。

 「中道通りを往来する人たちや周りの商店には感度が高そうな人が多い。クラフトビールにまだなじみのない初心者の方から、数多く飲んでいるビアギーク(ビールおたく)の方までがどっぷり浸かれる店にしていきたい」と大曽根さん。「いつか自分たちの醸造所を持って、自社ブランドのビールを売れたら」と意気込みを見せる。

 現在の営業時間は14時~20時(土曜・日曜・祝日は12時~)。コロナの影響により、当面はこの時間で営業。

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