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吉祥寺にイタリアンテイストのプリン専門店「トミーズプリン工房」

吉祥寺コピス前にオープンした「トミーズプリン工房」の外観

吉祥寺コピス前にオープンした「トミーズプリン工房」の外観

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 イタリアンシェフが監修しで湯煎により低温調理したプリンを販売する「トミーズプリン工房吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 042-227-1064)が7月22日、吉祥寺コピス前の元町通りにオープンした。

ブラッドオレンジとヨーグルトムースを使った「アランチャ」と季節のフルーツ桃と白ワインのジュレを載せた「ヴィーノエフルッタ」

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 経営は全国に宅配寿司「銀のさら」や居酒屋、スイーツ事業を展開する「幸相」(多摩市)で、吉祥寺へは2店舗目となる。「お客さまの質が他とは異なる吉祥寺に出店したいと足を運ぶ度にほれ込んだ」という店長の篠崎乃愛さん。人通りがあり、若い世代が多いこの場所と巡り合い、「自社のプリンがお客さまのニーズに合っている」と確信し出店を決めた。

 同社が新しくプリン事業を始める際、スイーツ部門マネジャー冨澤義教さんが、兄でイタリアンシェフの経歴を持つ冨澤孝教さんに商品開発を依頼して誕生した同店のプリン。「幼いころ、母に作ってもらったプリンが世界で一番おいしかったことから魅力にはまった」という義教さん。その「プリン大好き」な思いに、孝教さんはシェフの経験から「卵黄のタンパク質に負担がかからずに固まるギリギリの温度で湯煎することで、プリン全体に均一に熱が加わり、極限の滑らかさが実現すること」に気付き、オリジナルプリンを作り上げた。店名の「トミーズ」は兄弟の苗字「冨澤」から付けたという。

 プリンはトミーズプリン「プレーン」(421円)、イタリア産ブラッドオレンジとヨーグルトムースを使った8月末まで期間限定の「アランチャ」(464円)、アルコールは1%未満ながら、乳幼児や車の運転は避けてほしいという季節のフルーツと白ワインのジュレを載せた「ヴィーノエフルッタ」(桃464円)など。

 篠崎さんは「今は買ったらその場でプリンを食べたい人にだけ販売カウンター脇の場所を提供しているが、コロナが収束したらイートインスペースに利用してもらえたら」と話す。「吉祥寺の街で、お客さまに思いやりを持った接客ができて、一緒に楽しめる店作りができたら」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。

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