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吉祥寺に「らぁ麺 さわ田」 B級グルメ「吉祥寺どんぶり」跡に

B級グルメ定食屋「吉祥寺どんぶり」跡にオープンした「らぁ麺 さわ田」。入り口は中2階となる

B級グルメ定食屋「吉祥寺どんぶり」跡にオープンした「らぁ麺 さわ田」。入り口は中2階となる

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 鶏清湯(ちんたん)スープのしょうゆ味とアジの煮干しで取ったスープのラーメンを提供する「らぁ麺 さわ田」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-29-8884)が3月19日、吉祥寺駅南口パークロード沿いにオープンした。

澄んだ色の鶏清湯スープを使った「醤油らぁ麺」

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 吉祥寺で居酒屋やB級グルメ定食店など飲食事業を展開するファイブグループ(吉祥寺本町2)の関連会社「B級グルメ研究所」(同)が経営する同店。INGS(新宿区)が経営する「らぁ麺 はやし田」がプロデュースし、グループの新ジャンルとしてラーメン事業を発足した。

 店主の吉澤強さんは「グループは日本の食文化を盛り上げるというミッションを持っている。日本独自の食文化の中でも注目が高いラーメンは、コロナ禍でも支持され続けている外食需要の一つと考えチャレンジした」と出店への思いを話す。

 場所は2005(平成17)年から15年、「吉丼」として豚肉丼やタルタル唐揚げ丼などを提供し、2月21日に閉店した「吉祥寺どんぶり」跡。店舗面積は7坪。「すし店をイメージした」という白木のカウンターに8席を用意する。

 味は「鴨ガラ」とブランド鶏「大山鶏」の丸鶏で取った「濃厚」なだしから抽出した鶏清湯スープを使った「醤油(しょうゆ)らぁ麺」(800円)と、動物系を使わず、炭火で焼いたアジの煮干しで取ったスープを使った「炭火焼鯵(あじ)煮干そば」(850円)の2種類のみ。チャーシューは豚肩ロース、鶏胸肉が各2切れずつのる。他に「醤油らぁ麺」には、穂先メンマ1本、九条ネギ、「炭火焼鯵煮干そば」には、極太メンマ2本、紫玉ネギ、九条ネギ、黒ごまを練り込んだ黒なるとを添える。各チャーシュー4切れ、奥久慈玉子の味玉、穂先メンマ2本、九条ネギの「特製醤油らぁ麺」(1,000円)、各チャーシュー4切れ、極太メンマ4本、奥久慈玉子の味玉、紫玉ネギ、九条ネギ、黒なるとの「特製炭火焼鯵煮干そば」(1,050円)など(トッピング内容は今後変動の可能性もあり)。トッピングはチャーシュー(250円)、味玉、メンマ(以上100円)。替え玉(100円)、ライス(150円)などを用意。ドリンクは瓶ビール(500円)。

 「コロナ禍で『吉祥寺どんぶり』へのテークアウト需要が増えた。それは残しつつ、バス通りを歩く皆さまに今まで吉祥寺になかった味のラーメンをイートインスタイルで提供したい」と吉澤さん。「吉祥寺どんぶり」のメニューは系列店の「スパゲッティーのパンチョ吉祥寺店」(吉祥寺南町15)からテークアウトでの提供を続けるという。

 吉澤さんは「地元の方がさらりと食べたくなるような安心できるラーメン屋になりたい。明るい店内は女性のお客さまでも入りやすい。飽きのこない素材の良さを生かした淡麗系なので、幅広い年代の方に日常的にご利用いただけたら」と来店を呼び掛ける。

 現在の営業時間は11時~21時。東京都の要請に応じて営業。「吉祥寺どんぶり」の受け付け11時~22時(3月22日現在)。

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