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吉祥寺の「エーケーラボ」で死者の日のパン メキシコの祭り、作家も参加

「patisserie A.K Labo」店内の様子

「patisserie A.K Labo」店内の様子

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 メキシコの祭りにちなんだイベント「DIA DE MUERTOS(ディア・デ・ムエルトス)」が10月30日から、吉祥寺のフランス菓子店「patisserie A.K Labo(パティスリーエーケーラボ)」(武蔵野市中町3、TEL 0422-38-9727)で開催される。

パンのイメージ。作家が手掛ける「顔」部分は展示販売も行う予定

 メキシコでは毎年11月1日・2日に、先祖や亡くなった人などを迎える祭り「死者の日」を行う。焼き菓子や生ケーキ、パンなどのほか、95県に分かれたフランスの地方それぞれにまつわる郷土菓子を、毎月1県ずつ作って販売などもしているオーナーでパティシエの庄司あかねさんは「祭りと菓子はかかわりが深い。ハロウィーンほどまだなじみはないが、現地では死者の日に合わせた祝い用のパンが焼かれ、ホットチョコレートと楽しむ習慣があるので、店でも楽しめたらと考えた」と話す。

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 現地のパンに倣い、「顔」の付いたパンを並べる。「人の形をしたようなパンに、陶器や砂糖などで作った顔の飾りを差し込んだユニークなパン。顔の飾りは当イベントに参加する作家の方々に作ってもらう予定」と庄司さん。

 イベントには吉祥寺のカレー店「まめ蔵」のオーナーで絵本作家、テラコッタなどの造形作品も手掛ける南椌椌(くうくう)さんをはじめ、菓子文化の研究のほかに砂糖菓子、飾り菓子にまつわるワークショップなども行う「砂糖人形工房」、アーティストで同イベントのメインビジュアルも手掛ける「森画伯」が参加する。

 庄司さんは「現地ではマリーゴールドを目印に先祖が帰ってくると言われ、死者の日にはオレンジ色の花が街を彩るほか、カラフルな切り紙なども飾られる。イベントの間、カラフルに飾り付けた当店で、パンとともにメキシコのカカオで作ったドリンクなどを味わってもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時。11月1日まで。店内イートインは席を少なくし、テークアウトにも対応。