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「ジブリ美術館」、4月末まで臨時休館 メンテナンス繰り上げ、28日に再オープン

「三鷹の森ジブリ美術館」 © Museo d'Arte Ghibli

「三鷹の森ジブリ美術館」 © Museo d'Arte Ghibli

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 「三鷹の森ジブリ美術館」(三鷹市下連雀1)は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため3月17まで臨時休館を予定していたが、期間を4月28日まで延長し、4月29日に再オープンすると発表した。

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 これに合わせ、毎年5月に行っているメンテナンスのための休館も4月に繰り上げて行う。3月30日までの入場チケットは3月31日まで、購入方法に応じてそれぞれ払い戻しを行う。延期していた4月分チケットは、29日と30日の入場分のみ、5月入場分のチケットと合わせて、4月10日に発売を予定する。5月は現在のところ、12日、19日、26日の休館日以外、開館の予定。

 同館では昨年11月より5月までの予定で企画展「『手描き、ひらめき、おもいつき』展~ジブリの森のスケッチブックから~」を開催していた。「お客さまに面白いものを提供し、楽しんでいただく」という考えの下、建物を立て、展示物を作り続けてきたその作業内容を、宮崎駿監督自身が描いた絵や文章で紹介するもの。第1回の企画展示「千と千尋の神隠し」をはじめ、宮崎監督が関わった企画展示の紹介や、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯や、アイデアを描き留めたイメージボード、同館の立体模型などを展示する。

 担当者は「開館を楽しみにしてくださっていた方には申し訳なく思っているが、お客さまに安心してご来場いただくため、十分な時間を取る必要を感じこのような決定をした」と話す。状況に応じて変更がある場合には、公式ホームページほか公式SNSで発表する。

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