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ジブリ美術館で「手描き、ひらめき、おもいつき」展 構想やスケッチを公開

企画展示室・第1室「千と千尋の神隠し展」の構想やスケッチ ©Museo d'Arte Ghibli ©Studio Ghibli

企画展示室・第1室「千と千尋の神隠し展」の構想やスケッチ ©Museo d'Arte Ghibli ©Studio Ghibli

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 井の頭恩賜公園内にある「三鷹の森ジブリ美術館」(三鷹市下連雀1)で11月16日、企画展示「手描き、ひらめき、おもいつき展~ジブリの森のスケッチブックから~」が始まった。

企画展示室・第2室にあるジブリ美術館の模型

 同展は第1室と第2室でテーマが分かれており、第1室では同館が開館した2001年に行われた「千と千尋の神隠し展」から、昨年行われた「映画を塗る仕事」展までの全17展の中で宮崎駿(はやお)監督が携わった制作作業を紹介。アニメーション作品制作の合間を縫って、展示のために自ら描いたスケッチや集めた資料、スタッフへのダメ出しが書かれたメモなどが並ぶ。第2室ではスタジオジブリが同館を作った経緯やイメージボードを展示。加えて監督自ら修正を入れた設計図面や同館の各階層が一目で分かる立体模型も設置。

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 展示に先立って行われた内覧会でのトークショーでは「実際に完成した映画の中では時間の都合上できなかったが、本当はここまで細かい設定をしたかったということが分かるスケッチも」と安西香月(かづき)館長は話す。「失敗したり、うまくいかずに悩んだり、修正されたりしている様子も展示。大人が一生懸命やっている上でダメ出しされたり失敗したりするのはおかしくはないということを子どもたちに知ってほしい。もちろん大人にも、その事を改めて認識してもらい、明日に向けて楽しい気分になって帰ってもらえれば」と自身の隠れテーマも明かす。

 館内にあるミュージアムショップ「マンマユート」では、同展の開催に合わせて新作のトトロのマスキングテープやTシャツ、付せんメモ、ノートなども販売。

 入場は日時指定の予約制。チケットは全国のローソンで毎月10日10時から、翌月入場分のチケットを販売する。2021年5月までを予定。

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