舞台衣装などを手がける「Gazaa」(世田谷区、TEL 050-8080-9200)は7月27日より、三鷹天命反転住宅(三鷹市大沢2)でダンスと融合した新作発表会「morphing『家と体の間の、服』展」を開催する。
「GAZAA」は、コスチュームデザイナーであるさとうみちよさんが主宰するコスチュームブランド。さとうさんは、コンテンポラリーダンスなど身体に着目した衣裳を得意とし、これまではクラシックバレエ、オペラなど古典衣裳から、ダンス、広告、音楽家のステージ衣裳を中心に手がけてきた。
今回は、さとうさんが三鷹天命反転住宅を訪れイマジネーションを受けてデザインした衣裳の発表となる。
三鷹天命反転住宅は、芸術家、建築家の荒川修作と詩人、マドリン・ギンズによる「超未来住宅」として2005年10月に完成した。「住まいは体の延長にある」という考えに基づき、「ヘレン・ケラーが身体を使い、自然と環境・人間の関係を知ったように」、赤や緑など原色で塗られた部屋、傾いたフロア、凹凸のある床など、五感に訴える仕掛けが施されている。
新作の展示会のほかに、「Gazaa」の服を身にまとったダンスパフォーマンスも行われる。ダンスパフォーマンスは、7月28日にアレッシオ・シルヴェストリン、29日に山崎広太、8月4日にJOU、5日に杏奈が、それぞれ登場。各日とも16時よりスタート。事前予約が必要で、入場料込みで2,000円。
展示会は5日まで。開演時間は13時~19時。入場料は、前売り=800円、当日=1,000円。