井の頭自然文化園(武蔵野市御殿山1)で、海洋プラスチックゴミ問題への対応の一環として、レストラン、フードショップ、ギフトショップにおける使い捨てプラスチック製品の使用量削減の取り組みが始まった。この取り組みは上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園でも始まっている。
同園では3月1日までに、レストランやフードショップ、ギフトショップでのストロー、スプーン、フォーク、ドリンクカップ、ビールカップ、ショッピングバッグを紙製やバイオプラスチックなどに切り替え完了を予定。
並行して2月1日~3月1日の期間限定で、「SAVE THE Green and Blue EARTH」キャンペーンとして、ドリンク購入時に水筒などマイカップを持参するか商品購入時にマイバッグを持参すると「マイカップ・マイバッグ割引」が適用される。公式ツイッターでは使い捨てプラスチック使用量の削減や資源の有効利用に関する情報を発信中。
担当者は「『できることから』。これは、使い捨てプラスチック使用量の削減に取り組むうえで、私たちが大事にしていることの一つ。便利で安価なプラスチック製品は、日常生活のあらゆる場面で使われている。それは一方で、少し意識を変えるだけで、私たちにできることはたくさんあることを意味している。当園を訪れた方が取り組みを知り、地球環境を守るため『自分のできることからやってみよう』と行動してくださることを願っている」と期待を込める。