吉祥寺南口エリアに「ぱるけコーヒー」(武蔵野吉祥寺南町1、TEL 0422-24-6206)がオープンして1カ月がたった。店舗面積は13坪、席数は12席。
「ゲイシャ」と呼ばれるコーヒーをメインに、フードなどをイートインとテークアウトで提供する。オーナーの細川真樹さんは「現在流通しているコーヒー豆全体の中でスペシャリティーコーヒーは約0.5%と言われ、『ゲイシャ』は最高級品種の中でも頂点に立つ希少なコーヒー。フルーティーな酸味と甘み、ジャスミンやベルガモットのようなフローラルな香りの強い風味が特徴になっている。同店ではコロンビア産の『ゲイシャ』をリーズナブルな価格で提供している」と話す。
出店のきっかけについては「井の頭公園から徒歩1分の好立地で、同店の商品を公園にテークアウトして楽しんでもらえたらと考えた。コロンビア産の豆を扱っているので、コロンビアの言語であるスペイン語で公園を意味する『ぱるけ』を店名にした」と振り返る。
メニューには国産小麦粉と発酵バターを使ったワッフルがあり、持ち帰りにも適したリエージュタイプと、サクッと軽いブリュッセルワッフルの2種を店で手作りする。「コーヒーチェリーソースがけは当店ならではのメニュー。コーヒーノキの実であるコーヒーチェリーは、アサイーの15倍の抗酸化力があると言われるスーパーフードで、老化防止や美肌効果もあると期待されている。ワッフルは冷凍すれば1週間持つので手土産やお子さまのおやつにもお薦め」と細川さん。
ほかに「わっふるさんど」として「ハムチーズサンド」や「たまごサンド」、「すいーとさんど」に「ハニー生クリームサンド」や「マンゴー生クリームサンド」などがある。モーニング「朝のぱるけセット」や子ども向けのセットも用意する。
「オープンから幅広い客層のお客さまが来てくださり、リピーターの方も増えている。1月後半にはUber Eats(ウーバーイーツ)を開始、2月には自家製焙煎(ばいせん)機を設置する予定。通年自家焙煎のゲイシャコーヒーが飲める専門店としてより認知度を高めていけたら」と意気込みを見せる。
営業時間は8時~19時。