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吉祥寺でアンナ・ノードストロームさん展示 現代社会考えるパッチワーク作品も

「amala」で開催中のアンナ・ノードストロームさんの展示風景

「amala」で開催中のアンナ・ノードストロームさんの展示風景

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 スウェーデン人アーティストのアンナ・ノードストロームさんの展示「What To Say When You Talk To Yourself-自分と話すときに何を言えばよいか」が現在、吉祥寺の「amala(アマラ)」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-23-5875)で開催されている。

アンナ・ノードストロームさんが手掛ける作品

 ノードストロームさんは1984年、スウェーデン・イェヴレ生まれ。ストックホルムのコンストファック大学、米ボルチモアのMICAで学ぶ。北欧の冬の厳寒を暖かく過ごすための女性の知恵から生まれたパッチワークやキルト、刺しゅうなど、さまざまなテキスタイルの手法を用いた作品を手掛ける。マテリアリティ(重要課題)や皮膚感覚、フェミニズムを探求するワークショップやセミナー、展示を行う6人のアーティストで構成する「The New Women's Group」の創立メンバーの1人。

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 自己啓発書のタイトルから引用したパッチワーク作品「ポジティブシンキングの力」などが並ぶ。担当者は「作品に用いられる素材は重要な意味を持ち、表現するものの特性や概念に基づいて選択されている。多くの場合、素材はセールで購入され、女性らしさに関することを表現している」と話す。

 「彼女にとって縫いものや刺しゅうなどの製作プロセスは、自分自身との一種の対話。大量生産を象徴する大企業のロゴがプリントされたテキスタイルなどを使って、ユーモアやアイロニーを織り交ぜた豊かな感性で制作し、現代の大衆文化の中で社会的、商業的、政治的構造を探求している」とも。

 「男女同権意識が広がっているスウェーデンで、時にジェンダーを越えた普遍的な視点から現代社会を考察し、そのコンセプチュアルで型破りな作品の組み合わせが織りなすノードストロームのユニークな世界観を見ていただけたら」と呼び掛ける。

 開廊時間は月曜・火曜・金曜=10時~15時、土曜=14時~19時。平日のみ不定休。3月17日まで。

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