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吉祥寺に「カフェ247」 一人から子ども連れ家族まで集える空間目指す

吉祥寺にオープンした「Cafe 247」の内観

吉祥寺にオープンした「Cafe 247」の内観

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 「Cafe247(ニーヨンナナ)」(吉祥寺北町3)が成蹊大学にほど近い吉祥寺の五日市街道沿いにオープンして約1カ月がたった。席数は48席。運営はTake Pride。

提供メニューより「247バターチキンカレー」。ライスは十五穀米を使う

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 元々ダイニングバー「subLime(サブライム)吉祥寺北町店」があった場所。13年前のオープン当初から関わり、今回新店のストアマネジャーを務める宮本琢也さんは、「事業拡大などに伴い『サブライム』の存続について話し合った際、この場所は絶対残さなければという思いを強く持ち、店を引き継いだ」と話す。

 内観や家具にはサブライム時代のものも多く生かす。「長くこの場所で働いてきたので、ここで知り合った人が気軽に来られたり、自分の同世代に多い子ども連れの家族も気軽に来られたりできるようなウエルカムな雰囲気の店を目指した」と宮本さん。周囲にアイデアを募り、「入り口に駐輪スペースを設けたり、トイレにおむつ台を設置したりした。店内もベビーカーで通行しやすいようにゆったりとテーブルを配置するなど、できる限り要望がかなえられるよう工夫した」と話す。テーブルには有機栽培のオーガニックシュガーやシロップも用意する。

 ランチは「247バターチキンカレー」(1,100円)、「短角牛肉ももステーキプレート」(1,400円)、「日替わりパスタ(サラダ付き)」(1,200円、以上税別)などを用意する。ディナーは「タパス5種盛り」などの前菜やサラダ、ピザなども。宮本さんは「子どもとシェアしやすいものや、仲間同士で楽しくつまめるようなメニューを考えた。一人暮らしのサラリーマンの方がたっぷり野菜を食べられるようなメニューもあるので気軽に来てもらえたら」と話す。

 店名の247には「24時間7日間いつでも」の思いを込め、八角形のロゴマークは海外の「一時停止」の標識をモチーフにする。「いつでも立ち寄りたくなるような、おいしいという以外の来店動機がたくさんあるような店にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー17時~23時。月曜定休。

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