スバルのモータースポーツ統括会社、スバルテクニカインターナショナル(三鷹市)が1月、三鷹市内にあるショールーム「STIギャラリー」(三鷹市大沢3)をリニューアルした。
2009年にオープンした同施設では、WRC(世界ラリー選手権)をはじめとするスバルのモータースポーツ参戦車両やWRC優勝トロフィーなどを展示する。
今回のリニューアルでは、年表の最新化やこれまで未公開だった所蔵品の展示などで今までの歩みを振り返るとともに、WRCなど世界のレースで優勝した車両に実際に触れる機会も設ける。
「リニューアルオープン後、初めの1カ月で例年の半年分の来館数を記録した。平日限定で、これまで展示のみだったレースカーやトロフィーに実際に触れていただけ、レース優勝トロフィーを持っての写真撮影を可能にしたことで、貴重な体験ができる場として好評を頂いている」と担当の篠田さん。保護手袋などを用意せず、直に触れることができる。
「海外からのお客さまも増え、より幅広い層に当ギャラリーを知っていただく機会になった」とリニューアルの反響を語る篠田さん。コミュニケーションの場になることを目指し、今後は定期的にイベントも開いていくという。
「創立30周年を迎え、改めて原点へと立ち返るリニューアルとなった。現在未完成の年表は、その年を代表する車両のミニカーを埋め込んでいき、これからお客さまと一緒に作り上げていく計画。今後も『お客さまとの絆』を大切にする思いを体現するため、コミュニケーション機能を持った場所にしていきたい」とアピールする。
営業時間は10時~17時。ゴールデンウイーク、夏季、年末年始などの休業あり。