絵画作品の制作やグッズの制作・販売を手掛けるmakomo(マコモ)さんの個展「makomo art works『はずれ』」が12月13日から、吉祥寺のギャラリー「にじ画廊」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-2177)で開催される。
「大阪在住のおもしろメーカー」と称するmakomoさんは「ニヤニヤできる『ちょっとだけおもしろい』」イラストや文で、雑誌や書籍、ウェブ、店舗キャンペーンなどを舞台に活動する。近年は「大阪イセタン2017クリスマスキャンペーン」「JR西日本2018さわやかマナーキャンペーン」なども手掛けた。
企画担当の平田綾美さんは「展示のタイトルはmakomoさんが、『自分の頭の中にあったものの少し外側(はずれ)に出合えた時が一番おもしろい』という思いに由来する。今回は、シンプルな線の作品を中心に大きい絵画作品などが並ぶ。アート空間のような雰囲気を楽しんでもらえたら」と話す。
15日12時から「チオベンのお弁当販売会」も行う。「料理家の山本千織さんの作る、楽しくておいしい弁当が大好きなmakomoさんご本人が、どうしても食べたいと販売会を依頼した。なかなか食べられる機会がないので、テークアウトしたり、会場でゆっくり食べたりしてもらえたら」と平田さん。価格は1,000円(税別)。8日20時までに電話かメールで要予約。
同18時~20時にはオープニングパーティーも行う。平田さんは「makomoさんも在廊されるので話をしたり、購入したお弁当を食べたり、お茶やお酒を片手に一緒に絵を楽しむ時間になれば」と話す。
24日12時からは「beet eatのカレー会with永井ミキジの『個物』」も予定する。「beet eat」(喜多見)は猟師である店主が手掛けるジビエとカレーの店。会場ではカレーを提供するほか、グラフィックデザイナーの永井さんが個人的に集めた古物コレクションを販売する。売り切れ次第終了。飲料の持ち込み可。
「年末も近づき、吉祥寺の街にもお客さまが多く足を運ばれる季節。楽しくしたいとmakomoさんがさまざまな企画をぎゅっと詰め込んだ展示に、気軽に立ち寄っていただけたら」と呼び掛ける。
営業時間は12時~20時。入場無料。今月26日まで。