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吉祥寺に中華専門店「東京王府」 大阪から父を呼び寄せ料理長に

吉祥寺第一ホテル裏の道路に面する東京王府の入り口

吉祥寺第一ホテル裏の道路に面する東京王府の入り口

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 吉祥寺の東急裏に11月1日、中華ダイニングの「東京王府(わんふー)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-2798)がオープンする。

厨房につながるテークアウト用のカウンター

 同店は吉祥寺で2008年からリノベーションや不動産事業など住宅業を営む「ダブル」が初めて飲食業を展開するため2014年に設立した「ダブルフードサービス」(武蔵野市)が経営する。

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 店は元々同所が事務所として利用していた場所。ビルの両側が路地に面し、両方の道から店に入れることを生かして何かできないかと構想を練っていたところ、4階の飲食店が閉店したのを機に事務所を移した。企画から立ち上げまでに関わった取締役で店主を務める山田勲さんは吉祥寺で何をするかを模索する中で、実家が大阪で「王府」という中華料理屋だったことから、「この味で育ってきたし、この味を残したい」と父親の勝広さんを料理長に招き入れ、「お酒が飲める居酒屋のような街の中華屋さん」を作ろうとリノベーション。大阪から東京へ出店するということで店名に「東京」をつけて「東京王府」とした。

 店舗面積は33坪。店内は中央にガラス張りのオープンキッチン、その回りにL字のカウンターと椅子7脚。窓側にカウンタ-と椅子3脚。4人掛けテーブル4卓、個室には4人掛けテーブル3卓を備える。テークアウト用の窓口も用意する。「開店当初から爆発的な売り上げは望んでいない。まずは店の場所を知ってもらうためのブランディングが大事」とロゴマークやショップカードもデザインにもこだわって制作した。

 ギョーザは5個入りでワンフーギョーザ(250円)、グルテンフリーのヘルシーギョーザ(400円)、水ギョーザ(350円)。塩レモン、みそ、酢じょうゆのタレを一緒に提供する。点心は3個入りで小籠包、豚肉シューマイ(以上350円)など。「手頃な値段で皮から全て手作りのギョーザと点心をまず味わってほしい」と山田さん。他にワンフーチャーハン(600円)、絶品ビリ辛担々麺(800円)、五目あんかけ焼きそば(950円)、四川麻婆豆腐、海老のチリソース、アスパラのカニあんかけ(以上800円)、空心菜炒め(700円)、ライス・スープ・サラダセット(150円)。スープ、デザートも提供する。ランチはメイン、副菜、揚げ物、サラダの日替わりプレートにライスかお粥とスープ(700円)や料理を2品選べるセレクトセットなど。

 ドリンクは生ビール(中480円)、クラフトビール(780円~)、酎ハイ(280円~)、東京王府オリジナルのWANGHUハイボール(600円)、グラスワイン(赤、白500円)、紹興酒(五年400円)、日本酒(580円)。ジンジャエール、オレンジジュース、緑茶、コーヒー、紅茶などソフトドリンク(350円)。ウーロン茶、ジャスミン茶(ポット、以上450円)。

 山田さんは「オープンを迎えるが、今は手探りの状態。店の入り口まで3段の階段がある。どうしたらそれを下りて入ってもらうかを考えているが地元に溶け込み迎え入れてもらえるようゆっくり進めていく。料理も実験的に提供しているので、お客さまの反応を確かめながら新しいメニューを料理長と共に生み出していきたい」と話す。「将来はモーニングメニューや企業向けに中華弁当も提供したい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~15時、17時~23時。11月11日までは、1品以上注文でギョーザを無料で提供する。