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吉祥寺のビンテージ古着店「N.vintage」、オープンから半年

中道通りから「N.vintage」への入り口。店は建物脇の通路奥にある

中道通りから「N.vintage」への入り口。店は建物脇の通路奥にある

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 吉祥寺の中道通りから建物の通路を入った場所にビンテージ古着を販売する「N.vintage(エヌビンテージ)」(武蔵野市吉祥寺本町4)がオープンして半年がたった。

むき出しの天井にシカの角で作ったシャンデリアが吊された店内

 約15年にわたり、SPAルブランドでMD(マーチャンダイジング)を経験した店主の夏目俊和さんが同じ職場のデザイナーだった妻と立ち上げた同店。店名の「N.vintage」は、継ぐことができなかった実家「夏目電気」の屋号をせめて残したいと「N」の字を取って付けた。

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 2人とも古着が好きだったことと「安く量産していくサイクルの服」ではないものを扱いたいと始めたという。「古着は効率だけで作られていなくて、見えないところに今の時代にはないこだわりがある。デザインや模様、ボタンになど一点一点にストーリーがあるところが魅力」と俊和さん。

 奥まった場所に決めたのは「隠れ家的で、店をわざわざ探して足を運んでほしいから」。閉店した「かりんとうや」の倉庫を改修。天井はそのまま残し、「内装は妻がほとんど担当した」という。

 商品はロサンゼルスとサンディエゴで買い付けている。年代などにこだわりはなく、最近のものから100年くらい前まで「自分たちが心を動かされたもの」を選ぶ。「下着以外のものは扱う」という7坪の店内には、メンズ、レディースの洋服400点、アクセサリー100点、シューズやバッグなどの小物50点を常時そろえる。

 オープンから半年で吉祥寺での客の流れはつかいうが、夏目さんは「アパレルで作っていたからこそ伝えられるビンテージの良さがある。購入するだけでなく、何かを感じ取る居心地のいい空間として使ってもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は12時~)。水曜・金曜定休。