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三鷹「まちなか農家」と学生がコラボしたドリンク 地元の大学祭に登場

9月に実施したレシピ制作&試飲会の様子

9月に実施したレシピ制作&試飲会の様子

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 国際基督教大学(三鷹市大沢3)の学生が、三鷹・武蔵野の都市農家を応援するプロジェクト「まちなか農家」とコラボし、オリジナルドリンクを作った。10月20日・21日に行われる同大学の大学祭「ICU Festival 2018」に出店し、提供する。

公開イベントとして「吉野果樹園」で行ったブルーベリーの摘み取りに参加する学生、地域の人々

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 「学生や一人暮らしの人にも、より手軽に三鷹の農家や農地のことを知ってもらうきっかけになれば」と2017年にスタートした開発企画。昨年と同様、同大学にも近い、吉野裕作さんが運営する「吉野果樹園」で、公開イベントとして学生らが地域の人々と摘み取ったブルーベリーを使って作る。

 スタッフの苔口昭一さんは「『みたかベリー』と名前こそ昨年と同じものを使うことにしたが、2018年バージョンの味にしようと考えた。9月に集まって試飲会を開いた際、『味はおいしかったが、ブルーベリー感が出せなかった』という昨年の課題を解決すべく、ブルーベリーの味がきちんと伝わるドリンク作りを目指した」と話す。

 「新たに、まちなか農家プロジェクトのフードエグゼクティブアドバイザーで、東中野で飲食店の開業を予定する川越真シェフに監修を依頼した」と言い、「爽やかな、酸っぱさのある昨年のブルーベリードリンクとは全く違って、今年は甘さ控えめでよりブルーベリーを感じられる味に仕上がった」と話す。

 川越シェフも「三鷹産のブルーベリー100%と蜂蜜を使ったシンプルなドリンク。炭酸で割ると爽やかな飲み口に、水割りにすればベリーそのものの味を堪能できる。ツブツブとした感じも残っているので、果実をそのまま食べられる至福感も合わせて楽しんでいただけるのでは」と意気込みを見せる。

 開催時間は10時~18時。

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