吉祥寺駅近くの「GALLERY KAI(ギャラリー会)」(武蔵野市吉祥寺南町1)で6月8日から、「雫(しずく)」展が開催される。
今春で5周年を迎えた同ギャラリーが紹介する「書」とgallary&shop「色匂ふ」を運営するIRONIHOFUの「器」がコラボレーションし、「雫」をテーマに陶器、ガラス、木工、漆、書の作家の作品を展示する。
テーマについて、同ギャラリーの高田さんは「会期も梅雨の時期なので、始まりを意味するような『一滴の雫』という意味も込めて設定した」と話す。
見どころについて、「ガラス、陶、漆、木工、書と分野の異なる作家が一つのテーマに沿う作品を展示する。それぞれの作家は互いがどのような作品を制作しているかは知らずに制作する。一緒に展示されるまで全体がどのような『雫』に仕上がるのか誰も分からず、会期中に作品の内容も変わっていくかもしれない」と作家自身も当日まで分からない仕掛けにした。
高田さんは「書」の作家としても参加する。高田さん以外の作家は、吉祥寺では初めての作品展示になる。「今回紹介する陶、漆、ガラス、木工の作家は吉祥寺での作品展示は初めて。ぜひ多くの方に展示を見てほしい」と呼び掛ける。
展示時間は11時~18時30分(最終日は17時まで)。6月12日まで。