ラグビーワールドカップ2019組織委員会は4月20日、武蔵野市を公認チームキャンプ地に内定したと発表した。
公認チームキャンプ地には、日本全国から76件90自治体から立候補があり、ワールドラグビーと当組織委員会による調査や大会参加国・地域のチームによる視察を実施した結果、武蔵野市を含む59自治体52件が公認チームキャンプ地に内定した。今回内定したキャンプ地はプール戦終了までの期間とし、決勝トーナメント以降については別途発表がある。今後公認チームキャンプ地として契約を締結すると正式決定となる。
ルーマニア代表の公認チームキャンプ地は武蔵野市のほか、さいたま市・熊谷市(埼玉県)、海老名市(神奈川県)、掛川市・磐田市(静岡県)、淡路市(兵庫県)が内定した。
武蔵野市は、ルーマニアのブラショフ市と25年以上にわたり友好都市として交流を続ける。今回の公認チームキャンプ地決定において、武蔵野市の担当課員によると「特に関係はない」としている。2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて、武蔵野市はルーマニアのホストタウンとして登録していることもあり、「東京オリンピック・パラリンピックにつながる経験になれば」と期待する。「ルーマニア代表がラグビーワールドカップで良い成績を残せるよう、市民と一緒に応援したい」とも。
ラグビーワールドカップ2019は2019年9月20日、東京スタジアム(調布市)で行われる日本対ルーマニア戦で開幕する。ルーマニア代表は日本代表と同じくプールAの所属となり、日本戦の後は、9月24日に熊谷ラグビー場でヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者と、10月3日には神戸市御崎公園球技場でアイルランドと、10月9日には小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県)でスコットランドと、それぞれ対戦する。