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武蔵野市のカフェで古本と菓子のマルシェ 地元ゆかりの本集めた書棚も

「三鷹武蔵野BOOK+マルシェ」が開催される「カフェシュヌルバルツ」店内の様子

「三鷹武蔵野BOOK+マルシェ」が開催される「カフェシュヌルバルツ」店内の様子

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 三鷹駅北口エリアにある「Cafe SchnurrWarz(カフェシュヌルバルツ)」(武蔵野市西久保2、TEL 0422-36-0090)で4月8日・9日、本や菓子が並ぶフリーマーケット形式のマルシェ「三鷹武蔵野BOOK+マルシェinカフェシュヌルバルツ」が開催される。

本が並ぶカフェ店内の様子(イメージ)

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 もともとカフェを営業しながら小さなマルシェや写真の展示などを行っていた同店で、カフェ全体を開放して初めて行われる同イベント。企画広報の穴原祐喜さんは「三鷹武蔵野エリアは本が好きな方が多く、カフェで本を読まれる方も多い。街の皆さまに楽しんでいただけるよう、カフェとして貢献するなら『本』ではないかという発想から企画が生まれた」と話す。

 「近隣に住んでいる方や、遠方から来られる方にも楽しんでいただけるよう、日曜と月曜に行う。本を探しに来て菓子を見たり、菓子を選びに来た方が本を見たり、共に楽しめるマルシェになれば」とも。

 店舗を持たず古本市やイベントなどに出店する店をはじめ、ネット販売を行っている店や初めて店を出す人もある。古書店は「M&M書店」「西荻モンガ堂」「Kame books」「風待文庫」「うららや」「りょうとすろん」「ぽんた堂古書店」「はやし書店」「ソラノトリ」「ママ猫の古本や」の10組。

 菓子は、「polkaporte」(フランス菓子など)、「M's oven」(ベーグル)、「スローロリス」(焼き菓子やタルト)、「麒麟(きりん)cafe」(米粉スイーツ)、「pieni kuppe」(パンと焼き菓子)の5組。本、菓子共に一日のみ参加の出店者も。

 「武蔵野市、三鷹市は作家や編集者も昔から住んでいた街」であることから、太宰治、吉村昭、津村節子さん、桐野夏生さんら、地元にゆかりのある作家や芸術家の本を書棚に並べた「三鷹武蔵野文庫」も設ける。

 当日カフェ営業は縮小し、コーヒーと一部ドリンクを提供する。「4月は外に出掛けやすい季節。古本市の開催が増える5月を迎える前に、コーヒー片手にゆったりと楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時。

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