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アトレ吉祥寺が全館オープン-「ロンロン市場」に長蛇の列

「アトレ吉祥寺」のオープニングセレモニーの様子

「アトレ吉祥寺」のオープニングセレモニーの様子

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 アトレ吉祥寺(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-22-1401)が9月21日、全館オープンした。

開店初日から賑わう館内(関連画像)

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 今回は新たに181店がオープンし、第1期リニューアルと合わせて計218ショップが出店。オープニングセレモニーでは、前田厚雄アトレ副社長と菊池久常務取締役吉祥寺店長、稲垣英夫武蔵野商工会議所会頭、出口秀已東日本旅客鉄道・執行役員八王子支社長と伊藤博之八王子支社吉祥寺駅長のほか、アトレ吉祥寺ショップを代表して「ザ・ガーデン自由が丘」の高垣秀雄さんが出席。前田さんは「お待たせいたしました。ぜひご来場ください」と呼びかけ、稲垣さんは「街全体の活性化を願う。吉祥寺にとって大きな存在になれば」と期待を込めた。

 当日はロンロン市場口、きちきち4番街口、本館西口、東館入口など、9つの入り口に計約200人が集まり、そのうちロータリー側にある入り口には約100人の行列ができた。1階には食品ゾーンとして「きちきち」(kichijoji kitchenの略)、生鮮食品を中心に扱うゾーンとして「ロンロン市場」がオープン。開店後間もなく、店内各所にも行列ができた。同館の巨大ポスターにもなった大友克洋さんが手がけたイラストが描かれた紙袋を配布したほか、アトレカードの登録者には「大好きな吉祥寺」ポスターのポストカードセットを進呈した。

 館内各所には生花を配し、通路や広場を拡張することで駅と街との連続性や回遊性を高め、屋内環境の屋外化を目指した。昼と夜で照明の明るさを変えるほか、1階の「はなびの広場」では時報とともに床の照明が花火のように点滅する。地下1階の「ゆらぎの広場」ではLEDや水の反射を利用し、ゆらぎを表現。同広場を中心に年400回以上、各種イベントを開く予定。

 来月にはコピス吉祥寺がオープンすることを念頭に、菊池店長は「選択肢が多ければ多いほどお客さまにとってよいはず。それぞれの持ち味を生かして連携を保つことが必要になってくると思う」と話す。

 営業時間は、1階=10時~21時(一部は10時~22時)、地下1階=10時~21時(レストラン=11時~23時)、2階=10時~22時(一部は7時30分~22時)。

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