三鷹・あきゅらいず森の楽校で「場づくり」学ぶワークショップ

NPO法人れんげ舎代表理事、まちだNPO法人連合会会長
長田英史(おさだ・てるちか)さん

NPO法人れんげ舎代表理事、まちだNPO法人連合会会長 長田英史(おさだ・てるちか)さん

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 三鷹の「あきゅらいず美養品 森の楽校」(三鷹市野崎3、TEL 080-2567-4600)で6月17日から7カ月にわたり、「場づくりクラス」が開かれる。講師はNPO法人れんげ舎代表理事でまちだNPO法人連合会会長の長田英史(おさだ・てるちか)さん。

イメージキャラクター「場づくりんご」

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 「長田さんは、まだNPO法人もなく、社会的起業という概念も一般的でなかった時代に、子どもの遊び場づくりを仕事として始め、社会のための場づくりをゼロから続けて来た方」と、同施設事業部の宮内さん。「これまにでも場づくりのノウハウを、新たに起業しようとしている人たちに伝えるために、いろいろなプログラムを実施してきた」と経歴に触れ、「そんな長田さんと一緒に、未来のための人づくりに取り組む森の楽校で、場づくりの方法について、さらに探求したり、人に伝えたりできたらと思い、まずは、長田さんのプログラムを実施することになった」と経緯を話す

 同クラスでは、カフェやコミュニティースペースなど人が集まる場所、ワークショップやイベントづくり、これから始める自分の活動や取り組みへの人のつながりなどの「場」をつくる方法について学ぶ。「活動を始めたいエネルギーはあるけど、中身が定まらない」「今参加している活動を、活性化させていいものにしたい」などの思いに応え、「ゼロから学べる場づくり」を目指す。

 「実際のスペースとしての場だけではなく、人のつながりや、自分の取り組むテーマなどいろいろな『場』がある。いわば、人の存在意義に近い意味合いが、『場』という概念には広く含まれていると思う」と宮内さん。「人の存在意義を再確認しなければならない現代、新しい共同体の在り方が必要とされている。ここ数年で、人とのつながりの重要性が言われてきているが、これからは単につながるだけではなく、存在意義に近い、さまざまな共同体の在り方を発明していくべき時代だと思う。今回の『場づくり』も、その第一歩にしていきたい」とも。

 講座は、座学や体を使ったワークショップ、小グループ別に実際のイベントを計画・実施する実践型の授業など全14回を予定。開催日時は各回19時~21時(一部異なる)。参加費=3万円(資料代含む)、定員=24人(先着順)。詳細・申し込みは同クラスのホームページで確認できる。

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