「築地御厨」内田悟さんが選ぶ野菜メニュー、吉祥寺の野菜カフェ「八十八夜」で話題に

内田さんが選んだ野菜を塩、アンチョビソース、オリーブオイルでシンプルに味わえる「旬野菜のタジン鍋蒸し」(1,300円)

内田さんが選んだ野菜を塩、アンチョビソース、オリーブオイルでシンプルに味わえる「旬野菜のタジン鍋蒸し」(1,300円)

  • 3

  •  

 吉祥寺の野菜カフェレストラン「八十八夜」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-24-9490)で現在、青果店「築地御厨(みくりや)」から仕入れた野菜のメニューが話題を集めている。運営はマーブルフューチャーサプライ(杉並区)。

「築地御厨」から仕入れている野菜

[広告]

 築地御厨は、内田悟さんが手がけるレストラン専門青果店で、日本全国の有名レストランにも卸している。素材にこだわるレストランからお任せで注文を受ける「信頼できる青果店」として注目を集める。

 内田さんは、1955(昭和30)年北海道生まれ。フランス料理店で修業中に野菜への関心を深め、26歳より23年間青果納品業に勤務する。築地市場の中の仲卸店で有機無農薬のコーナーを立ち上げ、2005年「安心・安全な野菜を見極めたい」との思いから「築地御厨」を開業。 2007年より、料理人や一般の消費者が自分の目と舌で野菜を観察するきっかけづくりになればと「やさい塾」を開講する。野菜の目利きとしても、テレビ、雑誌などで活躍し、著書に「青果店『築地御厨』直伝 野菜の選び方、扱い方」(マーブルトロン)、「築地御厨の野菜仕事」(主婦の友社)、「大人と子どものやさいの本」(みよしようこ事務所)などがある。8月29日にはテレビTV番組「ソロモン流」(TVテレビ東京系)にも出演し、各方面で話題を呼んでいる。

 「八十八夜」で話題のメニューは、塩、アンチョビソース、オリーブオイルと食べる、内田さんの野菜をシンプルに味わえる「旬野菜のタジン鍋蒸し」(1,350円)、「里芋のコロッケ」(700円)、「南瓜の天ぷら」(480円)など。野菜メニューのほかにも、「みやじ豚の西京焼き」(1,350円)、「大山鶏のハーブグリル」(1,250円)、「手づくりイクラの醤油漬け」(450円)など、厳選素材を使用した料理を取りそろえる。

 同店の店長代理、新森さんは「高級レストランなどの卸がメーンの内田さんの選ぶ野菜を、カジュアルに楽しんもらえる店としてオープンして8カ月がたった。吉祥寺の街にだいぶ溶け込んだ。吉祥寺の人々はとてもフレンドリーで、意見をいただきながら店も一緒につくっていくという気持ちでやっている」と話す。「内田さんの選ぶ野菜はやはり味わいが違う。食べやすいランチも人気があるが、野菜のシンプルな一品料理を中心におもてなししている当店の夜メニューで、ぜひ内田さんの野菜と気楽に付き合ってもらいたい」話す。

 営業時間は11時~23時(ランチ=11時~17時、ディナー=17時~23時)。火曜定休。同店では内田さんの「やさい塾特別編」の開催を予定する。詳細は近日中に同店サイトで発表する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース