アトレ吉祥寺(武蔵野市吉祥寺南町1)は7月22日、今秋完了する第2期リニューアルの詳細を発表した。
第2期リニューアルオープン日は9月21日。今回オープンするのは、1階「食ゾーン」と地下1階「ファッション・雑貨ゾーン」「レストランゾーン」、東館「生活サポートゾーン」。店舗面積は約9,800平方メートルで、第1期リニューアルと合わせ計約1万2,400平方メートルになる。約180店舗が出店し、年商276億円を目指す。
1階の食ゾーンは、104店舗がオープン。「楽しいことやあこがれのスタイルをきっちきちに詰め込んだ食のライフスタイルを提案する」ことから、同ゾーン全体を「きちきち」と名付ける。「ディーン&デルーカ」、トリノに本店があるイタリア食材専門店「イータリー」、「おどろ」菓子をコンセプトに掲げる「パティスリーブラザーズ」、カステラを主に展開する和洋菓子店「黒船」などが新たに出店。生鮮食品を中心に扱うエリアは、「吉祥寺ロンロン」の名称を残し「ロンロン市場」と命名。「どこか懐かしい人情味あふれる空間」の展開により、「より親しみのあるにぎわい感を演出する」という。
地下1階のファッション・雑貨ゾーンは43店舗、レストランゾーンは5店舗がオープン。レディスファッションショップ「カーライフ」「アパート バイ ローリーズ」、ルームウエアショップ「ジェラートピケ」、インポート雑貨店「プラザ」、ケーキカフェ「ハーブス」、ハンバーグ専門店「いしがまや ハンバーグ」、カフェ「アロハテーブル ハワイアン デリ」などが出店する。
東館の生活サポートゾーンには27店舗が出店。スーパーマーケット「成城石井」やカフェ併設のベーカリー「ドンク」、製菓材料店「クオカショップ吉祥寺」、カフェ「タリーズコーヒー」、ライフスタイルを提案する「ハンズビー」やカフェ「はらのキッチン」「安心おやつ はらロール」のほか、美容系ショップが出店する。
広報担当者は「駅近ながら落ち着いた雰囲気の中で、豊かで価値のある時間を過ごしてもらいたい。『街に開かれたショッピングセンター』を目指す」と話す。「毎月リレー形式で吉祥寺に縁のあるアーティストや作家に『大好きな吉祥寺』を描いてもらっている巨大ポスターも残り2カ月。8月は武蔵野市立小学校の皆さんが制作してくれる。どんな絵がつながるか期待してほしい」とも。
営業時間は、1階・地下1階=10時~21時、2階=10時~22時(コアタイムのため店舗による異なる)。