成蹊学園前にあるギャラリーカフェ「cafe & galeria PARADA(カフェ&ギャラリア パラーダ)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-27-6680)で現在、狩野志歩さんの個展「窓の部屋」が開催されている。
同展は撮影された部屋を使った、入れ子状のインスタレーション。昨年12月~今年2月に東京都写真美術館(目黒区)で開催された「イマジネーション 視覚と知覚を超える旅」で発表された5チャンネル・ビデオ・インスタレーション「5つの窓 -5 fremes」(2008)を、同ギャラリーバージョンとして展示する。
狩野さんは武蔵野美術大学映像学科を卒業。1996年より映像作品を制作する。現在は東京を拠点に活動しており、デジタルアートフェスティバル東京、東京都写真美術館などでインスタレーションやライブパフォーマンスを発表している。今年は、オムニバス映画「見るということ」(佐野画廊プレゼンツ、松本俊夫監修)にも作家の一人とした参加した。
同ギャラリーの中林さんは「ゆっくりと経過する時間の流れと重なり合う映像、印象的な明かり、映像と音楽とともにパラーダの部屋とシンクロした不思議な空間を体感してほしい」と話す。
営業時間は11時30分~22時(日曜は20時まで)。月曜休廊。今月27日まで。