杉並を中心に活動する市民団体「マザーフェスタ」は6月24日、あんさんぶる荻窪(杉並区荻窪5)で「シングルマザー&子どもの貧困ミニシンポ」を開催する。
同イベントは、シングルマザーと子どもの貧困を知ってもらうことが狙い。シングルマザーと子どもの貧困の現状、シングルマザーの生活、実際に出会った子どもたちについて同団体代表の小山さんとシングルマザーが話し、ミニシンポ後には参加者同士の質疑応答と懇親会を行う。
「子どもの貧困啓発セミナー」「お母さんのためのセミナーと支援」などを行っている同団体。今後は教育支援を行うための寄付を集めるイベント「ファンドレイジングイベント」も予定する。
今月15日に行われた同イベントの参加者からは「ひとり親に先入観や誤解があり、直視できずにいた。わかりやすい説明のおかげで、ひとり親と日本の子どもの貧困に理解が深まり、何か自分にもできることはあると思った」などの感想が寄せられたという。
小山さんは「杉並区から子どもの貧困をなくすべく市民が参加する。母親、子どもたちの貧困は、世の中にはあまり知られていない。この見えない貧困を一緒に考えてみませんか」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時30分~20時10分。参加費は500円(資料、お茶・菓子代含む)。定員は30人。