「森の結婚式」をテーマに若手作家4人がグループ展-吉祥寺で

テキスタイル作品やアクセサリー、映像作品が展示されている「森の結婚式展」

テキスタイル作品やアクセサリー、映像作品が展示されている「森の結婚式展」

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 吉祥寺のギャラリー「にじ画廊」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-2177)で現在、「森の結婚式展」が開催されている。

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 同展では、「森の結婚式」という物語やイメージをベースに制作したテキスタイル作品やアクセサリー、映像作品を展示する。学校や仕事で出会った縁を何かの形にしたいという思いから、yocoさん、津田香澄さん、のぐちみねさん、松谷達哉さんの4人が集い開催に至った。

 yocoさんは、文化服装学院卒業後、染色アクセサリーの会社に勤務。後に「cradle」を立ち上げ、アンティーク調の花モチーフのアクセサリーを中心に展開している。女子美術大学芸術学部工芸学科織専攻卒業の津田さんはアーティストグループ「atelier ta t'an(アトリエタタン)」を結成し、展覧会を中心に活動。手織り布や古布を再利用した作品を制作する。のぐちさんは、文化女子大学短期学部インテリアデザインコース卒業。自然やファンタジーをテーマに執筆活動を行う。今年2月に「季節の恋のものがたり」(文芸社)を出版。神戸大学工学部建設学科卒業の松谷達哉さんは音楽団体laboに所属し、音楽や写真、アートビデオなどを手がける。映画美学校に在籍中。

 展示作品は、森が大好きな少女をイメージしたという小花を使用したアクセサリー(yocoさん)、手織り布、それらを用いて制作したかばん、古着のタペストリー(津田さん)、「森のオーナメント」「シロツメ草のウェディングケーキ」「レースえり」(のぐちさん)、森の妖精にスポットを当てた映像作品(松谷さん)など。

 販売する作品は、yocoさんの「花のコサージュ」(1,680円~)、「シロツメ草のアクセサリー」(5,676円~)、のぐちさんの物語の「小冊子」(300円)、「花レースのピアス」(大・800円、小・750円)など。

 津田さんは「のぐちさんの物語を読んで、一人ひとりの世界観をたっぷり感じてほしい。必ず皆さんの心に響く作品に出会えるはず」と話す。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。今月16日まで。

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