マーブルトロン(杉並区梅里1)は2月26日、「フランスの万能鍋と素材だけ。からだにやさしい“新和食”『ストウブ』でつくる和ごはん」(1,785円)を刊行した。
著者は、京都の茶道武者小路千家十三世家元の長女として生まれ、伝統的な日本料理や懐石に造詣が深い後藤加寿子さん。現代に合った方法で伝統の味に今のおいしさをプラスした「新和食」を提案する料理家で、著書に「和のきほん、いつもの味をおいしく、手早く。」(文化出版局)などがある。
同書は、世界各国の有名シェフに愛用され続けているフランスの高性能万能鍋「ストウブ」を使って作る初の和食レシピ集。「ご飯を炊く」「煮る」「オーブン煮」「蒸す」「蒸し煮」「焼く」「揚げる」の7章に分け、調理法別にレシピを紹介。レシピは「筑前煮」「ふろふき大根」といった基本の一品から、「ブッダジャンピングスープ」「卵のほうろく焼き」など、後藤さん流のアレンジ料理まで51品。そのほか、無水調理でさっと作れる和え物や酢の物、ぜんざいやわらびもちなどもてなしにもぴったりの甘味、だしの取り方やストウブのお手入れ方などのコラムも充実させた。
編集担当者は「ストウブは百貨店や雑貨屋での販売も多くなり、最近は日本でも人気急上昇中の鍋。素材の旨味をたっぷりと引き出してくれるので、シンプルな味つけで素材そのものの味を楽しむ和食との相性も抜群。写真で作り方手順も丁寧に解説し、調理法別に鍋の特徴や機能がわかりやすくなっているので、初めてストウブを使う方にもおすすめの一冊」と話す。
同社は同日、「ファッション、雑貨、マーケット、酒井景都の『Lovely』ロンドン案内 europikha3 ismil〈イズミル〉」(1,680円)、「海の野菜をたっぷり食べる カノウユミコの海藻レシピ」(1,785円)も併せて発行した。