![サクランボのヨーグルトポット キャンドル For 桜桃忌(1,550円)](https://images.keizai.biz/kichijoji_keizai/headline/1402482644_photo.jpg)
三鷹駅より徒歩10分の耳の聞こえないスタッフが接客する「サイレント・カフェ」(三鷹市下連雀4)で6月19日と22日の2日間、「桜桃忌イベント!手話朗読『お母さまのテーブルマナー講座・スウプのいただき方』」が開催される。
サイレント・カフェは、2011年7月「みたかソーシャル&コミュニティビジネスプラン・コンペティション2010」にて優秀賞を受賞し、内閣府の地域社会雇用創造事業交付金の交付対象事業となり創業。その後、吉祥寺や三鷹を中心にイベントなどを主催。今年4月には初の常設店舗がオープンした。
当日は、太宰治の命日である6月19日「桜桃忌」にちなみ、太宰治の「斜陽」より「お母さまのテーブルマナー講座・スウプのいただき方」を手話で朗読する。
「サクランボの季節になると、心が騒いでなりません。昨年は『走れメロス』で汗を流しましたが、今年はしっとりと『斜陽』の冒頭部・スウプの場面を、お母さまに化けたサイレントのスタッフが演じる。物悲しく、はかなく、苦く、しかし、赤いサクランボのように美しい小説。朗読の後には、参加者の皆さまに、お母さま流スウプのいただきかたを実演しながら楽しんでいただける。三鷹生まれの当店ならではの、こんなのなかった、大笑いユニークな参加型イベントとなれば」と代表の渡辺さん。
「三鷹に常設店舗をオープンして一ヶ月、まだばたばたの中ですが、太宰先生の墓所のすぐお近くに店舗を構えた今年は、やらないではいられません。昨年よりもさらにユニークなイベントなので手話の全く初めての方でも楽しんでいただける、ライトで笑える朗読会。おしゃれな新店舗でのイベント、どうぞふるってご参加いただけたら」とも。
開催時間は、19日10時~11時10分・22日14時~15時10分。料金は1,600円。定員は各回16人。予約はメールで受け付けている。