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西荻窪の日常雑貨店「364」で「冬のおもたせ展」

店舗2階で開催されている「冬のおもたせ展」

店舗2階で開催されている「冬のおもたせ展」

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 西荻窪駅北口にある暮らしまわりの店「364(さんろくよん)-日々の食と道具のお店」(杉並区西荻北3、TEL 03-5856-8065)で現在、「冬のおもたせ展」が開かれている。

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 年末年始のあいさつの際に持参するお土産や、自分へのご褒美にもなるような食材や生活の道具をそろえた同展。「コウヘイ印のしょうが風呂」(高知、525円)、新潟の稲穂で編まれたわら細工のお飾り(1,050~2,625円)、「山形の遠藤さんの季節のジャム」(ざくろ×カリン、ブラックベリー×ナッツ、カリン×ショウガ、ざくろ×リンゴの4種、各788円)、「tree2 林さんの手拭い」(1,200円、1,350円)などのほか、紅茶、だしつゆ、オリーブオイル、風呂敷、漆器、陶器、重箱などが並ぶ。

 同店は、もともと同じギャラリーに勤めていた駒井京子さんと二所宮佐代子さんが、かつて居酒屋に使われていた2階建ての建物をリノベーションして2008年7月にオープン。米や塩、ジンジャーシロップ、菜箸、包丁、鍋など、作り手が手間をかけて作った食材や道具を販売している。「いつもの毎日が楽しくなるように、でも肩の力を抜いて」と、365日から1を引いた数を店名にした。日々使う道具にこそ愛着を持って正しく使い続けてほしいとの思いから、作り手に会いに行って話を聞いたり、作り手を招いて包丁の研ぎ方や料理教室などのワークショップを開いたりしている。

 これまで年末は「お正月の準備展」を開催してきたが、今年はおもたせをテーマに、包装などにもこだわっている。駒井さんと二所宮さんは「常設の展示と比べて手軽に楽しめる商品も多い。贈る相手の顔を思い浮かべたり、自分自身の1年間を振り返ったりしながら、手にとって選んでもらえたら」と話す。毎年、濃厚な甘味が人気の山形の遠藤玲子さんが作る干し柿は、今年は天候の影響で例年通りに作れず、今回の展示会初日に合わせて入荷されたという。

 営業時間は12時~19時。12月28日まで(27日火曜の定休日も営業)。

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